目次
ショートパンツの印象と注意点
ショートパンツの印象
夏のファッションで注目したいアイテムといえばショートパンツです。実用性があることから取り入れたいと思っている男性も多いでしょう。女性の一部からは「ダサい」「TPOをわきまえて欲しい」「子供っぽい」という意見もありますが、色やコーディネートを意識するだけで、オトナのこなれ感を醸し出し、お洒落な印象を与えます!
ショートパンツの注意点
あまりカジュアルになり過ぎないように、ショートパンツの丈やカラー、合わせる洋服や小物などに注意してコーディネートするのがショートパンツをオシャレに着こなすポイントです。
それでは具体的にショートパンツのコーディネートのポイントや選び方を見ていきましょう。
「丈」で印象はこうも変わる!
まずは、ショートパンツの丈の選び方です。ショートパンツの丈の長さによって印象がガラッと変わるので、丈選びはとても重要です。
お洒落度が高い、膝下の丈
トレンドに左右されることなく履けるのが膝下丈のショートパンツです。最近のトレンド傾向はどちらかというと膝上丈が主流なので、手持ちの膝下丈のショートパンツはロールアップをして履くといいでしょう。但し、デザインによってはロールアップができないものもあります。また、膝下丈のショートパンツはカジュアル度が増したり、モード色が強くなったりバランスが取りにくいデザインのものもあるので、選ぶときは注意が必要です。
出典:http://wear.jp/ono0207/7299560/
トレンドの膝上丈
最近は、膝丈または膝より少し上の長さのショートパンツがトレンドです。太ももあたりが露出している位の膝上丈は女性からはかなり不評ですし、足の太さによっては似合わない場合もあります。膝が見える程度の膝上丈がベストでしょう。
出典:http://wear.jp/mahanafactory/7317219/
リゾート地で映える、短めの丈
ホットパンツはショートパンツの中でも一番短い丈のパンツです。丈が殆どなく、股下5センチ以下がホットパンツの定義となっています。男性ではあまり履いている人を見かけません。イメージとして近いのは、B’zの稲葉浩志やTOKIOの長瀬智也がデビュー時に履いていたようなパンツです。
出典:http://otokomaeken.com/mensfashion/7071
ショートパンツだからこそ取り入れたい「色」
フルレングズのパンツでは、中々取り入れにくい色も、ショートパンツでは気軽に取り入れられるのが魅力のひとつ。おしゃれなオトナ男子には嬉しいポイントですね。色の選び方によって、コーディネート方法や雰囲気が変わります。色別にどんな印象になるか、コーディネートの注意点なども一緒に紹介します。
トップスを選ばない、万能のモノトーン(白・黒など)
モノトーンのショートパンツはどんな色のトップスとも合わせやすく、ショートパンツ初心者にはオススメの色です。白は夏場にはピッタリの爽やかさを、ブラックは大人っぽさを演出できます。
出典:http://wear.jp/leftybaby/7043118/
白のショートパンツにはボーダーTを合わせてマリンっぽく仕上げるのがオススメです。他にもネイビーのポロシャツやジャケットなどを合わせて、キレイめにコーディネートするのが白のショートパンツのコーディネートのポイントです。
出典:http://wear.jp/tetsuprio/7241966/
黒のショートパンツなら思い切って全身黒でまとめるとスマートな雰囲気に仕上がります。ショートパンツなので肌が露出している部分が多く、夏場でも重たい印象になりません。
小物を使わずともアクセントになる、カラーパンツ
ビタミンカラー、パステルカラー、アースカラーなどさまざまな色が揃うカラーパンツ。コーディネートするのが難しいと思われがちですが意外と何にでも合い、コーディネートのアクセントにもなるので夏に挑戦したい色です。
出典:http://wear.jp/sezataka68/7240503/
色鮮やかなビタミンカラーはスポーティーなコーディネートがぴったりです。赤やオレンジ、グリーン、イエローなどを取り入れて夏らしいコーディネートにトライしてみてください。
出典:http://wear.jp/dufferstaff03/4369524/
パステルカラーのショートパンツなら爽やかに仕上がります。男性にピンクは…と抵抗がある人もいるかもしれませんが、肌なじみも良くカラーパンツ初心者にはオススメのカラーです。Tシャツでカジュアルダウンしても、シャツでキレイめにコーディネートしてもOKです。ピンク以外にはパステルブルーも初心者にはオススメの色です。
真夏のファッションにスパイスを与える、柄モノ
チェック、ボーダー、カモフラ、ペイズリー、花柄など、柄もののショートパンツの種類は大変豊富です。柄ものショートパンツだけでインパクトを与えるので、他はシンプルにすると良いでしょう。無地のトップスに、小物類などは必要最低限の色味で揃えるとまとまりやすいです。
出典:http://wear.jp/aquila0314/7322580/
カモフラ柄のショートパンツにシンプルなホワイトTシャツを合わせたコーディネート。小物類を黒でまとめているのですっきりした印象になっています。
出典:http://wear.jp/samaru/7193705/
初心者が柄ものショートパンツを取り入れるなら、落ち着いたトーンの柄物がオススメです。パンツと同じようなカラーのアイテムを合わせることで統一感が出て、柄が目立ちすぎません。
この夏注目したいショートパンツのブランド
どんなショートパンツを買えばいいのか分からない!そんな人のためにコーディネートのイメージに合ったショートパンツショートパンツの定番ブランドを紹介します。
<Patagonia>
出典:http://www.patagonia.jp/product/mens-baggies-stretch-9-inch?p=58050-0
キャンプ、BBQなどアウトドアスタイルのコーデでは間違い無しの、パタゴニア。
タウンユースにもアウトドアにも使えるパタゴニアのショートパンツは、カラーバリエーション・股下のサイズ展開が豊富なので自分に合った1着を見つけることができます。
<Dickies>
出典:http://dickies-jp.com/fs/dickies/mens_shortspants/141M40WD76
ワークパンツで有名なディッキーズですが、ワークパンツ同様ショートパンツも生地が丈夫でディティールの良さには定評があります。柄ものやスウェット素材なども取り扱いがあり、カジュアルにもキレイめにも着こなせるアイテムが揃っています。
<INCOTEX>
出典:http://zozo.jp/shop/unitedarrows/goods-sale/11117132/?did=26235237
オトナのお洒落男子なら知らない人はいない、インコテックスのパンツ。イタリア発のパンツ専業ブランドなので、素材、縫製、ラインなどパーフェクトなパンツが揃っています。ショートパンツでもカジュアルになり過ぎず、大人の着こなしが可能です。ワンランク上のショートパンツコーディネートを目指したい人にオススメのブランドです。
<ロンハーマン>
出典: http://www.randco.jp/item/16SS_612060120-1071/
アメリカ・ロサンゼルス発のセレクトショップが扱うロンハーマンのショートパンツは、スウェット素材やパイル素材などのカジュアルなものが多いです。西海岸のライフスタイルショップなだけに、海を感じるウエアがセレクトされているのでラフなコーディネートにぴったりです。
<GRAMICCI>
出典:http://www.gramicci.jp/grm-shop/goods/index.html?ggcd=GMP-16S004&cid=MENS
70年代のアメリカで、”ストーンマスター”と呼ばれたロッククライマー、マイク・グラハム氏が立ち上げた「グラミチ」。アウトドアへの情熱がぎっしり詰まったグラミチのショートパンツは、真夏のイベントには最適です!フェス系のスタイルなら、グラミチのクライミングショーツがマスト!
ショートパンツスタイルが映えるトップス
履きたいショートパンツが決まれば、次はトップス選びです。ショートパンツには一体どんなトップスが合うのでしょうか。
シャツ
きれいめにもカジュアルにも着こなせるシャツはショートパンツに合わせやすいアイテムです。ショートパンツにシャツを合わせるときの注意点はシャツのサイズ感です。ビッグサイズのシャツよりも、程よいサイズ感のシャツを合わせる方が子供っぽく見えません。また、柄もののシャツよりも無地のシャツの方が合わせやすくすっきりして見えます。
出典:http://wear.jp/beautyandyouth_23/7318974/
出典:http://wear.jp/papa94/7320416/
Tシャツやタンクトップの上からシャツを羽織るスタイルは、カッチリしたコーディネートが苦手な人にオススメです。ボタンを留めずに羽織るとラフな雰囲気に、一部のボタンを留めるとラフになり過ぎず着こなせます。
出典:http://wear.jp/wear10042/7329088/
ボタンを全て留めたシャツを合わせると落ち着いた印象のコーディネートに。ダークカラーのシャツなら大人っぽい雰囲気に仕上がります。
出典: http://wear.jp/yakuta/7326154/
ホワイトシャツを合わせると爽やかさがアップし涼しげな印象になります。
ジャケット
カジュアルになりがちなショートパンツをフォーマルな雰囲気にしてくれるのがジャケットです。カジュアルスタイルが苦手だけどショートパンツにトライしたい人にはジャケットを合わせるのをオススメします。ショートパンツにジャケットを合わせる場合、ショートパンツと同色または同系色だとコーディネートにまとまり感が出ます。初心者にはネイビーやブラックなどの合わせやすい色のジャケットがおすすめです。ゆとりのあるサイズ感を選ぶと野暮ったく見えてしまうので、ジャケットのサイズはコンパクトなものを選びましょう。
出典:http://wear.jp/utsu0503/7326859/
ショートパンツと同じ色のジャケットを合わせるセットアップコーディネートなら、ショートパンツが洗練されたスタイルになります。ジャケットのボタンは留めず、袖をロールアップしてこなれ感を出すと更にオシャレ感が増します。
出典:http://wear.jp/beamskobe/7314569/
シャツ×ネクタイ×紺ブレのアイビールックを彷彿とさせるコーディネートです。シャツとジャケットのボタンを留めることで、きちんと感が出て上品な雰囲気に仕上がります。一見キメ過ぎでは?と思われがちですが、ショートパンツを合わせることでハズシの効いたコーディネートになります。
スタイルに合わせたシューズ選びのコツ
最後にショートパンツの足元です。ショートパンツといえばビーチサンダルのイメージがありますが、ビーチサンダルを合わせてしまうとあまりにもラフになり過ぎます。オシャレなショートパンツにマッチするシューズを紹介します。
サンダル
出典:http://zozo.jp/shop/beautyandyouthunitedarrows/goods/10531304/?did=25238004
カジュアルなショートパンツコーディネートにはスポーツサンダルやアウトドア仕様のサンダルを合わせるといいでしょう。靴下を履いてもOKです。
出典:http://zozo.jp/shop/beautyandyouthunitedarrows/goods-sale/10340218/?did=24911776
キレイめなショートパンツスタイルにはレザーのサンダルを合わせると上品な大人コーディネートに仕上がります。レザーのサンダルにはソックスを合わせず素足で履くようにしましょう。
スリッポン
出典:http://zozo.jp/shop/journalstandard/goods/7089599/?did=19482257
カジュアルにもキレイめにも使えるのがスリッポンです。洋服と同系色のカラーを選ぶとコーディネートにまとまり感が出ます。抜け感を出すならホワイト、足元にポイントを置きたい場合はカラフルなカラーを選ぶといいでしょう。
スニーカー
出典:http://zozo.jp/shop/sevendayssunday/goods-sale/9636897/?did=23772625
カジュアルなスタイルを目指すなら足元はスニーカーがオススメです。また、ジャケット×ショートパンツスタイルの外しアイテムにスニーカーを合わせるのもいいでしょう。カラーや素材によって印象が変わります。
レザーシューズ
出典:http://zozo.jp/shop/edifice/goods/12319279/?did=28049004
キレイめスタイルや全体的にカッチリした雰囲気にしたい場合は、足元にレザーシューズを合わせるのがオススメです。若者には真似できない大人の魅力溢れるコーディネートを実現することができます。
着こなしのポイントのまとめ
これまでに紹介した点を踏まえてショートパンツのコーディネートを提案します。
とことんカジュアルショートパンツスタイル
出典:http://wear.jp/nagoya02/7298260/
膝上丈の黒のショートパンツにシャツとスニーカーを合わせたコーディネートです。
Tシャツにシャツを羽織ったラフなスタイルです。黒のショートパンツはどの色とも相性が良いのでコーディネートがしやすいです。ハットを合わせることでより一層カジュアル度が増します。
爽やかなショートパンツスタイル
出典:http://wear.jp/ships_1605mct/7299111/
膝丈の花柄ショートパンツに、淡い色味のシャツとスポーツサンダルを合わせたコーディネートです。
洋服も小物もホワイトとブルー系のトーンで合わせているので、足元がスポーツサンダルでもカジュアルになり過ぎず爽やかでキレイめな印象です。
大人の上品ショートパンツスタイル
出典:http://wear.jp/tetsuprio/7169919/
ベージュの膝上ショートパンツに、ベージュのジャケット、ホワイトシャツ、レザースニーカーを合わせた大人なコーディネートです。ベージュのセットアップをブラウンの小物で引き締めた上品な色合わせが大人のショートパンツスタイルにピッタリです。ベージュだとジャケットを羽織っても重くならないので、暑い日でもすっきり着こなすことができます。
まとめ
カジュアルなアイテムだと思われがちなショートパンツですが、コーディネート次第ではキレイめにも上品にもスタイリングできるアイテムです。ショートパンツの着丈、色、合わせるトップスやシューズによっても大きく印象が変わります。合わせ方次第で変幻自在なコーディネートを実現できるアイテムなので、ぜひ1着ワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。