このコラムでは、シュプリームのお膝元であるニューヨーク在住のライターがスナップ集を提供してくれたので、ブランド誕生の背景とともにご紹介します。
目次
ニューヨーク ソーホーに生まれたスケート・カルチャー
1994年4月、ジェームス・ジェビア(James Jebbia)氏がスケートボードに特化した店を開きたいと考え、
マンハッタンのダウンタウン、ラファイエットストリートにオープンさせました。
販売されているのは、スケートボード関連、Tシャツやスウェット、パーカーなどのアパレル、帽子やスニーカー、デイパックなどの小物類。
シュプリームの店内、店外をスケーターたちが自由に走る姿は、ラファイエットストリートの風物詩となりました。
ちなみに店の通りを挟んだ斜め向かい側には、デヴィッド・ボウイのペントハウスがあり、2016年1月に逝去するまで住んでいました。
ニューヨークで買い物するには
(Photo by Hideyuki Tatebayashi All Rights Reserved. )https://www.instagram.com/tachi.nyc/
写真にあるように、ラファイエットストリートにある店舗は長蛇の列。
ただし、ただ並んでも買えません。予約番号が必要で、アイテムリリースの度に争奪戦となります。
ニューヨーカーのファッションに欠かせないシュプリームアイテムスナップ集
Logo back pack(ロゴバックパック)
(Photo by Sara Aoyama All Rights Reserved. )
Supremeファンに見せていただいたリュック。ニューヨークにて$150で購入したそうですが、日本では30,000円以上するとか。
Beanie(ビーニー)
(Photo by Hideyuki Tatebayashi All Rights Reserved. ) https://www.instagram.com/tachi.nyc/
ニューヨーカーは、他人と同じファッションを嫌います。自分のテイストで着こなすのがニューヨーカー流。
左の彼は、オールブラックのストリート・カジュアル。差し色として、“Supreme”のオレンジのビーニーを被ってコーデ完成。効果的ですね。
Damaged denim(ダメージデニム)
(Photo by Hideyuki Tatebayashi All Rights Reserved. ) https://www.instagram.com/tachi.nyc/
デザイナーの彼が履いているジーンズは、“Supreme”。レイヤードさせたトップスにダメージデニムを合わせ、ラグジュアリーストリート風のスタイルに仕上げました。
コラボ商品なしに、Supremeは語れない
SUPREME ×Thrasher 2015年コラボ
(Photo by Hideyuki Tatebayashi All Rights Reserved. ) https://www.instagram.com/tachi.nyc/
サンフランシスコのスケーター・ブランド“Thrasher(スラッシャー)”とのコラボ。キュートな色使いとお洒落なロゴのジャケットは、レディースにもピッタリなインスタ映えするアイテムです。
Supreme x MTA(地下鉄)2017年2月 コラボ
http://www.supremenewyork.com/previews/springsummer2017/accessories/mta-metrocard
ニューヨークの地下鉄乗車券とのコラボ。一人当たりの購入枚数が限定されなかったため、販売駅でも本店でも、長蛇の列が出来ました。
地下鉄の乗車券にただロゴが印字されているだけにも関わらず、ネット上でプレミア価格がついたため、転売目的の人たちが多く並んだという話も。
Supreme x Louis Vuitton コラボ
https://www.instagram.com/p/BPdH_ClAdEl/?taken-by=louisvuitton
ラグジュアリーブランド界の絶対王者“Louis Vuitton”と、ストリート発のスケーターブランド“Supreme”の、誰もが度肝を抜かれた組み合わせ。
2017年1月19日パリで行われたメンズコレクションで発表されました。7月の発売日には、世界中で異常といえるほどの行列ができました。
次はどんなコラボが来るのか
これまで、NIKE(ナイキ)、Comme des Garcons(コムデギャルソン)、THE NORTH FACE(ザ ノースフェイス)、Levi’s(リーバイス)など様々なブランドとコラボし、どれも人気アイテムにしてきたシュプリーム。
次はどんなブランドとコラボするのか、私たちの想像をどう上回る商品が登場するのか、待ちきれないですね。
この記事を書いた人
retromeme