「温故知新」を体現した眼鏡。ayameの魅力とは。
「温故知新」をブランドコンセプトに掲げており、伝統的な古き良きデザインに現代的なエッセンスを加えたオリジナリティーあふれたアイテムを展開しています。
発売以来多くのメガネ愛好家、ファッション感度の高い業界人や著名人から愛用されており、現在では日本有数のアイウェアブランドとして名を馳せています。
この記事ではayameのブランド紹介とともに定番アイテムの解説をしていきます。ayameが気になっていた方、ayameの購入を検討していた方は是非チェックしてみてください。
目次
ayameとは
出典 kamachi-web.comアイウェアブランドayameは、独創的なスタイルと機能性を兼ね備えたアイウェアブランドです。現代的な感覚と伝統的な職人技の融合から生まれ、そのどれもが着用者の個性を引き立てる洗練されたデザインとなっています。特に、精密な手作業による細部の仕上げや、品質に対する妥協のない姿勢は、ayameが長年にわたり培ってきたブランドの信条です。
ここでは、ブランドの特長やデザイナーの今泉悠について、詳しく見ていきましょう。ayameのブランド概要
東京で誕生し、独創的なデザインと高品質な素材で知られるアイウェアブランド、ayame。2009年に立ち上げられたこのブランドは、デザイナーの出身地のシンボルであるアヤメの花にちなんで名付けられました。また、目を鮮やかに彩るという意味も込められています。
ayameは、そのブランドコンセプトにおいて、「温故知新」の精神を大切にしています。これは、過去を敬いながら新しいものを知る、という意味を持ちます。この理念は、ブランドが時代を超えて色褪せることなく在り続ける、洗練されたフォルムとスタイルを追求する姿勢に反映されています。さらに、ayameのアイウェアは、洗練された都会的なスタイルと機能性を兼ね備えており、ファッションに敏感な業界人や著名人からも高い評価を受けています。デザインは、日本の伝統的な美意識と現代的な感覚が融合しており、国内外のさまざまなシーンで注目を集めています。
ブランドのアイウェアは、一つ一つ丁寧に手作業で製造されています。高品質な素材と熟練の技術により、長時間の使用でも快適さを保ちつつ、日々の生活に洗練されたアクセントを加えることができます。また、デザインの多様性もayameの特徴の一つで、クラシックからモダン、個性的なスタイルまで幅広いコレクションを展開しています。
ayameは、デザイン性だけでなく、環境への配慮も重視されているのがポイントです。持続可能な素材の使用や製造プロセスの改善に取り組んでおり、ブランドとしての社会的責任を果たしています。ayameの特徴
ayameの製品は、福井県鯖江市における熟練した職人によって一つ一つ丁寧に作り上げられているのが特長の一つです。鯖江市は、長い歴史とアイウェア製造における深い技術的知識で知られており、ayameのアイウェアはこの地の職人の手によって生み出されることで、品質の高さを実現しています。
特筆すべきは、ayameが一つの工場で全工程を行うのではなく、モデルごとやパーツごとに最適な生産工場を選んでいる点です。各部分の専門技術を活かし、それぞれのアイウェアが最高の品質で仕上げられます。この柔軟な生産アプローチは、ayameの製品が他にはない独特の品質とスタイルを持つ理由の一つです。また、ayameのアイウェアは日本人の骨格に合わせて設計されており、どの角度から見ても美しく、かつ快適にフィットするようになっています。着用者の顔立ちを引き立て、長時間の使用でも疲れにくい設計がされているのです。
ayameは、コンセプトの「温故知新」の通り、古き良きものを大切にしながらも、新しいデザインの要素を取り入れることで、時間を超えて愛される特別な仕上がりを実現しています。デザイナー
出典 fujifilmmall.jpアイウェアブランドayameのデザイナー、今泉悠の創造的な旅路は、茨城県潮来市から始まりました。元々美容師を目指していた彼ですが、キャリアパスは意外な転機を迎えます。代官山のクラブで働いていたある日、メガネが似合う学生との出会いが、今泉氏のメガネに対するネガティブなイメージを一掃しました。これが、彼の人生とキャリアにおいて大きな転機となります。
今泉氏がメガネ作りを始めたきっかけは、自分が求めるスタイルのメガネが日本に存在しなかったからです。このギャップを埋めるために、彼は20代前半で福井県鯖江市へと向かいました。ここで、メガネ製造の聖地とも言える地で4～5年間勤務し、貴重な経験を積みました。この期間、今泉氏はメガネ作りの技術と知識を深め、独自のスタイルを確立していきます。
彼のデザインプロセスは、日々のスケッチから始まります。毎日欠かさず行うこの習慣は、新しいアイディアの源泉となっており、ayameのアイウェアに生命を吹き込んでいます。今泉氏のデザインは、彼の個性的な視点と、メガネ作りに対する深い情熱から生み出されるものです。ayame定番アイテム6選
今泉悠が生み出すデザインと職人の高い技術によって、ayameのアイテムは高い品質が保たれていることがわかっていただけたのではないでしょうか。ここからは、ayameの定番アイテムを紹介していきます。どのアイテムも日本人の骨格に合うように作られていますので、素材やデザインから気になるフレームを見つけてみて下さいね。
GENERAL（ジェネラル）
出典 ayame-eyewear.comアイウェアブランドayameの「GENERAL」モデルは、その洗練されたデザインと高い品質で、ブランド内でも特に人気のあるアイテムの一つです。このモデルの最大の特徴は、プラスチックとメタルを組み合わせたコンビネーションフレームにあります。プラスチック素材のフレームがクラシカルな雰囲気を醸し出し、そこにメタル素材の輝きが加わることで、洗練されたラグジュアリー感を演出しています。
この絶妙な素材の組み合わせは、ただのデザイン上の特徴にとどまらず、実用性においても優れています。通常、複数の素材を使用することは強度の面で難点となりがちですが、ayameの「GENERAL」は高い強度を持っています。鯖江の技術によって、メタルとプラスチックの結合部分に丁寧な作業が施され、素材ごとの厚みやネジの止め方の細かい調節によって、強度を高めています。また、メタル部分には彫金加工と呼ばれる繊細な模様が施されており、高級感があるのもポイントです。緻密なディテールは、ayameの職人技の高さを物語っています。
「GENERAL」は、クラシックなボストン型のフレームを採用しており、その形状はビジネスシーンからカジュアルな日常まで幅広いスタイルにマッチします。プラスチックとメタルの絶妙な組み合わせが、どんな装いにも上品なアクセントを加えることでしょう。SIPPOU(シッポウ)
アイウェアブランドayameの「SIPPOU」は、独特な仕上げ技法である「七宝仕上げ」が特徴的なフレームです。この技法は、フレームのフロント部分に色を付けることで、一つ一つのメガネに独自の表情を与えます。職人が手作業で1本1本丁寧に仕上げることにより、通常のメッキ仕上げとは異なる、表情豊かで個性的な仕上がりが実現されます。
「SIPPOU」の最大の魅力は、メタルフレームの表情づけにあります。フレームにメタルカラーを全面に塗り切らずに施すことで、角度によってメタルの色がさりげなく覗き、高級感を生み出します。特に、正面から見えるメタルカラーの一部が、シルバーやゴールドによって大きく印象を変える点が特長です。
黒の七宝仕上げから見えるメタルのシルバーカラーや、べっ甲柄の中に感じられるゴールドカラーなど、色の組み合わせがこのフレームの特色を際立たせています。これらの色付けによって、黒やべっ甲といったクラシカルな色調にも深みが加わり、メタルの高級感がそれらをさらに引き立てています。
「SIPPOU」は、カラーによって印象が大きく変わるため、選ぶ楽しさも特徴の一つで。その独特な仕上がりは、ファッションのアクセントとしてだけでなく、アイウェアとしての機能性と快適性も兼ね備えています。MANRAY(マンレイ)
「MANRAY」は、ヴィンテージメガネをデザインソースにした、ブランドを代表するアイウェアの一つです。1920年代から1930年代にかけて人気を博した真鍮製の眼鏡を、現代の技術を駆使してayame流に再解釈したこのモデルは、クラシックな雰囲気と職人技の粋を感じさせる魅力に満ちています。
「MANRAY」の特徴的なデザインは、その時代に流行していた「マンレイ山」と呼ばれる、フレームとノーズパッドが一体化した構造にあります。この独特の構造は、元々は強度を高めるために用いられていましたが、ayameではデザインの要素として捉え、現代の技術と融合させています。特に注目すべきは、他の金属よりも加工が難しいとされるチタンを用いて、複雑で美しい流線型のパーツを創り出している点です。これにより、「MANRAY」はクラシックと現代の技術の結晶と言えるでしょう。
また、MANRAYで使用されている特徴的なノーズパッドはayameの代表的なデザインとなっており、このモデルをはじめ、さまざまなモデルで採用されています。オールチタン素材を採用しているため、ayameの眼鏡の中でも最軽量のモデルであり、長時間掛けていても快適な掛け心地を提供します。
無駄な装飾を省いたシンプルながらも、一癖ある個性的なデザインは、日常使いから特別なシーンまで、幅広いファッションにマッチしますよ。NEWOLD(ニューオールド)
「NEWOLD」は、眼鏡業界に新たなジャンル「ボスリントン」を生み出した画期的なモデルです。ボスリントンとは、眼鏡の定番フレームシェイプであるボストンとウェリントンの中間の形状を指し、それぞれの良いところを取り入れたデザインが特徴です。
ボストンはその丸みを帯びた形状で優しい知的な印象を与え、ウェリントンは角ばった形状で大人っぽくクールな印象を演出します。これらを融合させたボスリントンは、優しさと大人っぽさの両方を合わせ持つ、ユニークなスタイルを提供します。「NEWOLD」は、フロントのレンズ横に配置されたダイヤ型の鋲が、洗練されたアクセントとして機能します。単体で見ると目立たないかもしれませんが、実際に掛けてみるとその存在感が際立ちます。
さらに、いくつかの派生モデルも展開されています。「NEWOLD S」は、オリジナルのNEWOLDを一回り小さくしたモデルで、より繊細な印象を提供します。また、「NEWOLD 2」は、同じレンズシェイプを採用しつつフロントのデザインを変更したモデルで、異なるスタイルを楽しむことができます。
男女問わずに人気の高い「NEWOLD」は、さまざまなコーディネートのアクセントとしても活躍します。そのユニークな形状と洗練されたデザインは、日常的なスタイリングを格上げする効果を持ち、多くのファッション愛好家に支持されています。SPIKE(スパイク)
アイウェアブランドayameの「SPIKE」は、その特異なデザインが特徴的なモデルです。最大の特徴は、「クラウンパント」と呼ばれる独特のシェイプにあります。フロントの上部が台形型で、下部が丸型というユニークな形状をしているのがこのスタイルの特徴です。この直線的なデザインの中にも丸みを帯びた柔らかさがあり、シャープな印象も感じ取れます。
クラウンパントは日本ではあまり一般的ではありませんが、ヨーロッパでは昔から親しまれている伝統的なフレームです。ayameはこの特徴的なシェイプを、日本人の顔立ちに合うようにバランス良く調整しています。「SPIKE」のデザインへのこだわりは細部にも現れています。フロントからテンプルに繋がる蝶番部分には、精巧な飾り付けが施され、眼鏡全体には角を立てずに甲丸に磨きがかけられています。これらのディテールは、熟練の職人が時間をかけて手作業で丁寧に仕上げたことが伺えます。
「SPIKE」は個性的なデザインながらも、自然に日常のスタイリングに溶け込む、洗練されたモデルに仕上がっています。FOCUS(フォーカス)
アイウェアブランドayameの「FOCUS」は、2012年からのロングセラーであり、ブランドのメインモデルの一つです。このモデルの最大の特徴は、「インナーリム」という独特の設計にあります。インナーリムとは、レンズとフレームの間にプラスチック素材を噛ませることによって、レンズの強度を高めるとともに、デザインのアクセントとしても機能しています。もともとは機能的な目的で考案された設計ですが、ayameはこれを独自のデザイン要素として取り入れました。
FOCUSのインナーリムデザインは、メタルフレームの頑丈かつ洗練された雰囲気に、プラスチック素材の程よいアクセントが加わることで、独特の魅力を放っています。このアクセントとなるプラスチック素材は、シンプルなカラーから柄物まで様々あり、シンプルカラーのものはコーディネートの程よいアクセントとして、柄物はコーディネートの主役としての役割を果たしてくれます。
また、インナーリムとテンプルは同じカラーで統一されており、全体としてまとまりのある仕上がりになっています。このような直線的でシャープなフレームデザインと、クラシカルな雰囲気を併せ持つのがポイントです。まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
独自のデザインと高い技術力で、多くの人々を惹きつけているayame。著名人からも愛用され、注目度がさらに高まってきています。世界でも評価されているayameは今後も注目されるアイウェアブランドです。
モードスケープでは、ayameのアイテムのお買取りを強化しております。コラボアイテムや近年流行しているFOCUSやmanray、SIPPOUなどは高額買取が期待できます。
モードスケープでは、アイテムの価値を適正に反映し、最高額を見出す査定をいたします。ayameのアイテムを売りに出すか迷っている場合にも、ぜひモードスケープにご相談下さい。
クリーニングやお直しが必要なものでも可能な限り良いお値段をおつけできるように吟味しながらお買取りしております。汚れやダメージがあるものでも、リペアを施して販売することも可能です。
とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。お気軽にご相談ください。ayameのお買い取り案内ページはこちら
モードスケープではayameの買取を強化しています。定番のフォーカスやマンレイなど、その他どのモデルも高価買取いたします。ご検討の際は、お気軽にご相談ください。
ayameの買取についてこの記事を書いた人
MODESCAPE
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