CECILIE BAHNSEN: 新しい形のフェミニンデザイン
CECILIE BAHNSENは大人に向けたガーリーな世界観を提案しているデンマーク発のウィメンズブランドです。フェミニンでありながらも現代的な感性を持つことが特徴で、彼女のデザインは、デンマークをはじめとする国内外のファッションシーンで高く評価され、今ファッション業界で注目されているブランドとして知られています。
この記事ではCECILIE BAHNSENの概要・特徴と共に、代表アイテムの解説していきます。
CECILIE BAHNSENとは
パフスリーブやキャミソールドレスなど、大人に向けたフェミニンなアイテムが魅力のCECILIE BAHNSEN。セシリー・バンセンのデザインは、フリルやレース、ボリューム感のあるシルエットが魅力で、ディテールには職人技が光ります。
世界中の女性たちを虜にしているCECILIE BAHNSENはどのように誕生したのか。ブランドやデザイナーであるバンセン氏の経歴からチェックしていきましょう。
CECILIE BAHNSENのブランド概要
CECILIE BAHNSENは、創業者でありデザイナーでもあるセシリー・バンセンによって2015年にデンマークのコペンハーゲンで設立されました。主にウィメンズウェアやアクセサリーを取り扱っており、そのフェミニンでありながら凜としたスタイルが特徴です。バンセンのデザインは、繊細なディテールと独特のテクスチャを組み合わせた、エレガントでありながらモダンな雰囲気を持っています。
また、デンマーク国内だけでなく、国際的にも高く評価されています。多くの国際的なブティックやデパートで取り扱われており、その品質とデザイン性はファッション感度の高い大人の女性たちから絶大な支持を受けています。
デザイナー:セシリー・バンセン
出典 culturedmag.com
デンマーク出身のセシリー・バンセンは、幼い頃から絵を描いたり刺繍を刺すことが好きで、12歳の時に本格的にファッションについての勉強を始めました。彼女は、幼少期に祖母が彼女と妹に二人にお揃いのドレスを作ってくれたことが、ドレスが中心となるクリエイションのルーツだと語っています。
そして、2007年にはデンマーク王立芸術アカデミーを卒業し、衣装デザイナーのアンジャ・ヴァング・クラッグ氏のアシスタントに就任。その後、フリーランスとしてパリのディオールやコペンハーゲンのロイヤルデンマーク劇場で経験を積みました。さらに、ジョン・ガリアーノの元でプリントデザイナーとして活躍し、その才能をさらに磨きました。
2010年にはロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートでウィメンズウェアの修士号を取得し、その後4年間アーデムのアシスタントデザイナーを務めました。この期間に得た知識と経験が、彼女のデザインスタイルの基礎を形成しています。
セシリー・バンセンのデザインは、クリストバル・バレンシアガやコムデギャルソンの川久保玲氏からの影響を受けています。彼女のクリエーションは、フランスやイギリスのラグジュアリーファッションの伝統と、自身が持つスカンジナビアの文化的バックグラウンドの組み合わせが基盤となっています。この独特の組み合わせにより、フェミニンでありながら凜としたスタイルが生まれているのです。
CECILIE BAHNSENのデザインは、フェミニンでエレガントなスタイルが特徴です。フリルやレース、ボリュームのあるシルエットを多用し、繊細なディテールにこだわった職人技が際立ちます。 かわいいだけでは終わらない、大人の女性を惹きつけるCECILIE BAHNSENのデザインの特徴を見ていきましょう。 フリルやレース、ボリューム感のあるシルエットを特徴としているCECILIE BAHNSENのデザイン。ブランドのコレクションには、フレアスカートやバルーンスリーブ、立体的な構造を持つドレスやトップスが多く見られます。ガーリーでロマンティックなアイテムはCECILIE BAHNSENならではの魅力的なスタイルです。 しかし、CECILIE BAHNSENの魅力はそれだけではありません。シャープなカッティングや構造的なデザインには、現代的で力強い女性像が表現されています。単なる可愛らしさだけでなく、ボリューム感とシャープなカッティングを共存させることで、フェミニンでモダンなデザインが完成しているのです。 多くのアイテムはハンドメイドで製作されており、刺繍やビーズワーク、細かなプリーツといった手作業の細部がアイテムに豊かさを加えています。細かなギャザーやエアリーなフリル、華奢なリボンなど、繊細かつ存在感のあるディテールにこだわって作られています。 バンセン氏は伝統的な服作りを尊重しており、トルソーに布を当てたり、手でデザインをスケッチしたりするなど、自身でも手作業でアイテムを作り上げています。ハンドメイドでアイテムを作ることで、一つ一つのアイテムが高いクオリティを持ち、職人級の精巧なディテールが生み出されています。 CECILIE BAHNSENのカラーデザインは、柔らかくフェミニンな印象を与えるパステルカラーやニュートラルカラーが特徴です。淡いピンクやブルー、ミントグリーンといったパステルカラーは、女性らしい優しさと軽やかさを表現し、ホワイトやベージュ、グレーなどのニュートラルカラーは、洗練された落ち着きと上品さを醸し出します。 また、カラーと素材を組み合わせることによって、さまざまなデザインを生み出しています。そして、シンプルでありながらも細部にこだわったディテールと組み合わせることで、色の持つ魅力を最大限に活かしています。 CECILIE BAHNSENのアイテムはガーリーなだけではない、ということを感じている方も多いでしょう。ここでは定番アイテムを紹介するとともに、女性の力強さや自身など、アイテムの魅力が感じられるポイントも紹介していきます。 CECILIE BAHNSENを象徴するパフスリーブドレスは、大人のためのフェミニンを詰め込んだアイテムです。軽やかなパフスリーブは、タフタ・コットン・ニットなど、生地もさまざま。シーズンやコレクションによっても、カラーやディティールが異なります。また、背中が開いていたり、透け感のある生地を使ったりと、ディティールには大人っぽさも感じられます。ふんわりとしたパフスリーブは大きさや付ける位置がそれぞれ異なり、生地を活かしてデザインに忠実に仕上げる職人技も光ります。女性の強さと美しさが表現されているパフスリーブドレスはチェックしておくべき一着です。 大胆に背中が空いたデザインのオープンバックワンピースは、女性の美しさが際立つアイテムです。首の下から腰部分までを細いリボンで結ぶ大胆なデザイン。フロント部分は落ち着いたデザインで、バックとのギャップが魅力です。スカートはフルレングスで、首元は詰まったデザインのため、かわいらしさと大人の落ち着きが演出できます。大人の女性の美しさを求めている方におすすめです。 エンブロイダリーキルティングジェニファーコートは、繊細なフローラル刺繍がミックスされた美しいキルティングがポイント。ロマンティシズムに溢れたデザインで、一着でエレガントな雰囲気を纏うことができます。ファブリックはポリエステルとリサイクルポリエステルを混紡したマトラッセ素材で環境にも配慮されています。CECILIE BAHNSENならではの繊細なデザインが光る、特別な一着です。 これまで、CECILIE BAHNSENはさまざまな企業とコラボレーションを行い、話題を呼んできました。異なる分野や視点を持つブランドと協力することで、セシリー・バンセンは自身のクリエイティブな視野を広げ、革新的なデザインを生み出しています。 彼女は他企業とのコラボについて、「一度きりで終わらせるのではなく、長期的に取り組むことで互いに良い影響を与え合えるパートナーシップを大切にしています。共通のゴールを持ち、同じ姿勢で物づくりに取り組める相手を選んでいます」と語っています。 ASICSとは二度のコラボアイテムを発売しましたが、大きく話題になりました。スポーツブランドであるAsicsと女性らしいデザインのCECILIE BAHNSENが作り上げたスニーカーは、2つのブランドのコントラストが楽しめるデザインです。Asicsの直線的でテクニカルなデザインにどのようにCECILIE BAHNSENの世界観を反映して行くかが課題だったとバンセン氏は語っています。 レース地や花柄などかわいらしさが随所に散りばめられています。CECILIE BAHNSENのテクスチャーや色、透明感が反映され、フェミニンスタイルのテック系ランニングシューズに仕上がっています。 CECILIE BAHNSENとSUICOKEのコラボアイテムは、セシリー・バンセンのフェミニンでエレガントなデザインをカジュアルフットウェアに取り入れることで、新たな顧客層へのアプローチに成功しました。CECILIE BAHNSENにとって、他企業との初のコラボであり、両ブランドの強みを融合させた特別なアイテムを生み出しています。 このコラボは、バンセン氏がフェミニンな中にも気軽な雰囲気が必要だと感じたことから始まりました。特に人気のサンダルは、ビブラムソールを使った本格的なスポーツサンダルで、丈夫さと快適さを兼ね備えています。フェミニンさとカジュアルさが見事に融合したこれらのアイテムは、多くのファッション愛好者に支持されています。 CECILIE BAHNSENとMackintoshのコラボアイテムは、両ブランドのデザイン哲学と技術を融合させ、機能的でありながらエレガントなアウターウェアを展開しています。代表的なコラボアイテムには、ゴム引きコートやキルティングコートがあり、品質とデザイン性が高く評価されています。機能的なディテールで構成されたマッキントッシュの伝統的なアイテムに、セシリー・バンセンのボリュームのあるバルーンスリーブや繊細なフローラル刺繍を組み合わせた、ロマンティシズムに満ちたアイテムが展開されています。 バンセン氏は、マッキントッシュとのコラボについて、「またいつか何か一緒にできたら」と互いに話していると言っており、今後の展開にも期待が寄せられています。 最後までお読みいただきありがとうございました。
新しいガーリーの形を提案するCECILIE BAHNSENのデザインは現代のファッション界で重要な存在となっており、今後もさらなる成長と発展を遂げていくことでしょう。 モードスケープではCECILIE BAHNSENの買取を強化しています。アイテムの価値を適正に反映し、最高額を見出す査定をいたします。CECILIE BAHNSENのアイテムを売りに出すか迷っている場合にも、是非モードスケープにご相談下さい。とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。お気軽にご相談ください。 モードスケープではCECILIE BAHNSENの買取を強化しています。ドレスやワンピースなどの定番アイテム。中でもフローラルやドットなどの柄物は人気があり高価買取いたします。ご検討の際は、お気軽にご相談ください。 MODESCAPE ブランド服専門の買取店モードスケープです。トレンドから過去の名作まで、ワクワクするブランドアイテムを販売・買取しています。ファッションに関する様々な記事・コラムを配信しています。
CECILIE BAHNSENのデザインの特徴
フェミニンとコンテンポラリーの融合
職人技によって仕上げられたディテール
柔らかで繊細な色彩
CECILIE BAHNSENの代表的なアイテム
パフスリーブドレス
オープンバックワンピース
エンブロイダリーキルティングジェニファーコート
話題を集めた他ブランドとのコラボレーション
ここでは、CECILIE BAHNSENとの代表的なコラボレーションを紹介していきます。CECILIE BAHNSEN × ASICS
出典 limitededt.comCECILIE BAHNSEN × SUICOKE
出典 hypebae.comCECILIE BAHNSEN × Mackintosh
出典 fashion-press.netまとめ
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