カナダグース(CANADA GOOSE)の特徴とは
世界的に人気で、日本のマーケットでも毎年8月中には完売してしまうCANADA GOOSE(カナダグース)。その特徴は一言で言って、「高い実用性を備えたダウンブランド」といったところでしょうか。
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高級ダウンジャケットといえば、カナダグースのほかにモンクレールやデュベティカ、タトラスなどが有名ですが、機能性や堅牢性の面でカナダグースほど頼りになるブランドはありません。ラグジュアリーなイメージのあるダウンジャケットでありながら、ノースフェイスやアークテリクスといった、本格的なアウトドアアクティビティのために開発されたダウンジャケットに引けを取らない機能性です。ラグジュアリーダウンジャケットの筆頭であるモンクレールと比較すると、モンクレールがダウンを覆う表面のナイロン素材が上品な質感な分、バッグとのスレなどで傷つきやすいですが、カナダグースはポリエステルに若干コットンを混ぜた表地のモデルが多く、そうした心配は少ないです。丈夫そうな質感の素材を使っているためどちらかというと男らしく武骨なイメージを持っている方もいらっしゃるかも知れませんが、最近は女性にも人気ですし、スーツに合わせる男性も増えてきた印象です。
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カナダグース(CANADA GOOSE)の歴史
カナダグース(CANADA GOOSE)は1957年、カナダのトロントでサム・ティックにより創業されました。創業当初の名前は社名をメトロスポーツウェアといい、ウールのベスト、レインコート、スノーモービルウェアなどを主力商品としていました。
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サムの息子であるデーヴィット・リースが1970年代に入社し、大容量の生産にも対応するダウン充填機を発明。メトロスポーツウェア社に革命をもたらし、カナダグースの前身となるスノーグースという会社を設立します。1980年、極寒地で活動する人のデータを基に、南極マクマード基地に滞在する研究者特有のニーズに対応したエクスペディション(登山、探検などの遠征。遠征隊)パーカーを開発します。この一着はそのアイコニックな赤色から、ビッグレッドと呼ばれ、極寒地で着用するアウターの定番となります。1982年には、メトロスポーツウェアが製造した特注パーカーを着用したローリー・スクレスレットが、カナダ人として初めてエベレスト登頂を達成。このパーカーは、「ビッグマウンテン」の愛称でヒットし、2011年には「スクレスレットパーカー」という名称で販売されました。デーヴィット・リースの息子、ダニー・リースが2001年に社長兼CEOに就任。会社を大きく成長させ、以後、自社の商品をメイドインカナダにこだわることを宣言しました。
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2000年以降は、犬ぞりレースや極地探検といった極寒地でのエクスペディション分野において、カナダグースを着用した探検家たちが数々の記録を打ち立て、その機能に関する評価を確固たるものとしていきます。また、創業の地カナダへ貢献する活動も強めていきます。イヌイット族に就業の場を提供し、家族や仲間のために衣服を作る彼らに生地やボタンなどの素材を無償提供。マニトバ州ウィニペグという地域には、大規模製造工場を建設しました。世界のホッキョクグマの3分の2はカナダに生息していることから、売り上げの一部をホッキョクグマの保護支援に当てる活動もしています。さらに、デイ・アフター・トゥモロー、ナショナル・トレジャーといった、ハリウッド映画の大作の衣装にもカナダグースが起用され、ブランドの認知度が世界的に高まっていきます。
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2010年以降は技術革新を続けると共に、企業としての機能も拡大。2014年にはグローバル本社をトロントに開設し、製造能力を更に高めます。カナダ連邦政府からは、カナダグースがカナダのアパレル産業における労働市場の6%を雇用していると認定され、「ダウンジャケットで有名なブランド」から「カナダにはなくてはならない企業」として公式に認められたと言えます。フラッグショップ(旗艦店)の出店は意外にも2016年になってからで、トロントとニューヨークにそれぞれ初オープン。ブランドの歴史とモダンなデザインが融合した店内には、最新のピースや店舗限定のカラー・スタイルのアイテムが揃います。
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2018年もカナダグース(CANADA GOOSE)で寒さをしのげ!
すでに、各セレクトショップは2018年秋冬シーズンのカナダグースの予約を開始しており、人気のJASPER(ジャスパー)は売り切れるところも続出しています。これまで毎年のように値上げし、すでに定価が10万円を超えるモデルが多くなってきたにも関わらず衰え知らずの人気ぶりです。気象庁の統計では2010年以降、暖冬になった年はなく、冬は冬らしく寒い気温が続いています。また、猛暑の年は冬に寒くなることが多く、猛暑関係の記録更新を連発している今年の日本列島の冬は、寒くなる可能性が高いとみる向きも少なくありません。寒さの備えとしてはダウンジャケットは必須ということで、今年もカナダグースは活躍しそうです!定番であり、ラグジュアリーなイメージもあるカナダグース。早めに手に入れたいですね。
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MODESCAPE
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