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UNDERCOVER 2000年代のシーズン紹介とリセールバリューの高いアーカイブアイテム3選

2022年6月22日

UNDERCOVER 2000年代のシーズン紹介とリセールバリューの高いアーカイブアイテム3選

UNDERCOVER 2000年代のシーズン紹介とリセールバリューの高いアーカイブアイテム3選

世界中で人気の高いアンダーカバー。コレクションのテーマによって雰囲気が大きく異なり、さまざまな世界観を表現しているブランドです。特に、2000年代の初期~中期のアーカイブは人気があり、価値の高いアイテムが多く、中古市場出は高値で取り引きされます。この記事では、人気のあるシーズンやリセールバリューの高いアイテムを紹介しますので、ぜひチェックしてみてくだい。

UNDERCOVERの2002年~2003年

UNDERCOVERの2002年~2003年

2002年から2003年は、アンダーカバーが東京で知名度を上げ、世界に向かって羽ばたく時期になります。後のBUT BEAUTIFUL期に向けてファンタジー要素が少しずつ取り入れられています。素材にこだわって作られたコレクションが多く、ディティールまで計算されて製作されています。

2002年初期

2000年から2003年まではアンダーカバーファンの間でも名作揃いだと評価されており、全て東京コレクションでの発表となっています。その中でも2002SSは東京コレクションの絶好調シーズンです。スカートやジャケットがチュール素材で包まれており、メルヘンチックな雰囲気のアイテムを多く発表しました。フランケンシュタインや吸血鬼がプリントされているアイテムもあり、2002AWコレクションに繋がる要素を感じることができます。

2003SSのSCAB期

パリコレデビューを飾った2003SSコレクション。コレクションのテーマである「かさぶた」とは一枚ずつ手作業でパッチワークされた生地を指しています。さまざまな形の布を赤色や黄色の糸で縫い合わせたアイテムが多く登場しています。インスピレーションを得たのは、1980年代中期からイギリスで流行したクラストパンクです。インドの民族衣装の要素を組み合わせたテイストは世界中から高い評価を受け、アンダーカバーを代表するコレクションとなっています。

2004AW~2006AWの5シーズン(BUT BEAUTIFUL期)

2004AW~2006AWの5シーズン(BUT BEAUTIFUL期)

2004AWから2006AWまでをBUT BEAITIFUL期またはBUT期と呼び、アンダーカバーの中でも伝説といえる連作シリーズです。「BUT BEAUTIFUL」というタイトルは、ジャズ・シンガーのニーナ・シモンの曲名から引用しています。BUT BEAUTIFULは全体的にダークファンタジーのような世界観をもっています。それではコレクションをひとつずつ見ていきましょう。

2004AW「BUT BEAUTIFUL」

2004AWコレクションでは、ぬいぐるみのような服を発表しました。3人の女性から影響を受け、女性的な感覚を元にコンセプトを作り上げています。3人の女性とは、フランスのぬいぐるみ作家であるアン・ヴァレリー・デュポン、パンク女王 パティ・スミス、ガラクタでアクセサリーを作るミシェル・ジャンクです。年代も国籍もバラバラな女性達から受けたインスピレーションをひとつにまとめ上げるディレクション力が評価されたコレクションでもありました。

2005SS「BUT BEAUTIFUL Ⅱ」

服が服を食べている服をコンセプトとした一見奇抜な発想から作られたコレクションです。シュルレアリストであるヤン・シュバンクマイエルの映像作品を服で表現しています。目玉のボタンや歯のレース、垂れさがる小さな服などを使って、服が服を食べている様子を表現しています。また、ディティールにひび割れやサビを使うことで、ものが朽ちている様子も合わせて表現しています。

2005AW「Arts&Crafts」

BUT BEAUTIFUL期の前半は、他の人物の作品から影響を受けて製作したコレクションでしたが、2005AWは内側から湧き出るアイデアから作り出されたコレクションです。「フェルトを切り貼りした服」がテーマで、アニマル柄やボアなどをフェルトで表現しています。大人の女性が着られる服やエレガントな雰囲気を持つ服を年頭に置いて、アイテムを作っています。

2006SS「T」

ジャーマンプログレッシブロックからインスピレーションを受けたシーズンで、コンセプトは「T」。TシャツのTをコレクション名としました。ヒステリックグラマーのデザイナー北村信彦から影響を受けたことでも有名です。架空のジャーマンプログレバンドのバンドTシャツをデザインし、そのTシャツをバラバラにしてから再構築してドレスやジャケットを作り出しています。

2006AW「GURUGURU」

洋服の一部分が顔に巻きついているかのようなインパクトの強い服を発表したシーズンです。アンダーカバーの中でもダークな一面を見せたコレクションとなりました。BUT BEAUTIFUL期の集大成として、ダークファンタジーを深く表現したアイテムを多く発表しました。

リセールバリューの高いアーカイブアイテム紹介

アンダーカバーは名作と呼ばれるアイテムが多く存在しますが、その中でも特に、リセールバリューが高い3つのアイテムを紹介します。アンダーカバーの洋服をあまり見たことがない方はぜひこの3つのアイテムは抑えておきましょう。参考買取価格も記載していますので、売却を考えている方も参考にしてみてくださいね。

「ハンバーガーランプ」
2002SS初期

ハンバーガーランプ

参考買取価格
~¥280,000

ハンバーガーランプはこれまでに何度か復刻されていますが、特に初期のコンセント付きモデルは高値で取り引きされます。ハンバーガーランプが製作される前の2002SS、スケートシンクとの共同ブランドCroock GadgetからハンバーガーグラフィックTシャツが販売されています。2002AWでハンバーガーランプが発表されましたが、当初は受注生産だったため、希少でプレミア価格がつくほどとなっています。復刻版はサイズやコードの有無などが変化しています。

「ボンバージャケット ぬいぐるみ勲章バッチ」
2004AW BUT BEAUTIFUL

ボンバージャケット

参考買取価格
~¥140,000

アシンメトリーにデザインされたボンバージャケットは、優しい色合いのやわらかな生地を使っているのが特徴。肩からストンと落ちるタイプのアウターなので、こなれ感を演出できます。コレクションでは、ボンバージャケットにぬいぐるみでできた勲章バッジを着けていました。ミリタリーな雰囲気のあるボンバージャケットにぬいぐるみの勲章をつけることで互いの雰囲気を引き立てている名作です。

「85デニム」
2005AW Arts&Crafts

85デニム

参考買取価格
~¥250,000

85デニムはアンダーカバーの伝説の名品とも言われており、現在でも高値で取り引きされるアイテムのひとつです。リリース当初は定価¥85,000だったことから85デニムと呼ばれています。現在では状態の良いものであれば定価の倍以上の価格がつくほどです。現在でも海外セレブやアーティストが着用しており、2000年ファッションが再来している日本ではかなり注目されているアイテムでもあります。細かなリペア・クラッシュ加工は唯一無二のデザインで、コーディネートの主役アイテムとなります。

まとめ

独特の世界観を持ち、名作を多く残しているアンダーカバー。時期によって、コレクションのテイストが異なるため、それぞれの時期のファンも多く存在します。パリコレクションに初めて参加した時のSCAB期やファンタジー要素の強いBUT BEAUTIFUL期のアイテムは人気があるため、中古市場で見つけた時には、購入を検討することをおすすめします。この記事で紹介した3つのアイテムは、リリース当初の定価よりも現在高値で取り引きされていますので、今後も注目です。

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