大人の女性から絶大な支持を得ているCELINEについて解説！
洗練されたシンプルさと上品さを兼ね備え、大人の女性の心を掴んでいるCELINE。CELINEといえば、名作と呼ばれるバッグが数多く存在するなど、上質な素材を用いたバッグは一生ものとして愛用されているハイブランドです。
この記事では、CELINEの歴史とデザイナーに触れながら、大人の女性から支持される背景や定番アイテムについて詳しく解説していきます！
目次
CELINEとは？
CELINEは1960年代以降、ハイブランドとして世界中から愛されています。女性らしいフェミニンさと上品さの感じられるルックスや計算された機能性をもつアイテムを多く世に送り出しています。そんなCELINEは、当初はトータルブランドではなく、子ども靴の専門店であったことをご存じの方は多くないでしょう。歴代のデザイナーによって、転換期を乗り越え、伝統を重んじつつ時代の流行も取り入れてきた歴史があります。ここでは、ブランドの歴史やコンセプトに迫ります。
出典 hautehistory.co.ukブランドの歴史
CELINEは、1945年にフランスで創業されました。当初は皮革の子ども靴を専門に取り扱うブランドでしたが、1959年に婦人靴、1965年にスカーフやハンドバッグなどを作り始めます。現在では、ラグジュアリーブランドとしての地位を確立させているCELINEですが、二度に渡る転換期を迎えています。
一度目は、マイケル・コースをクリエイティブディレクターに迎え、アメリカのキャリア層にターゲットを移したことです。戦略通り、CELINEは世界での存在感を大きくしていきます。二度目は、2008年にクロエで活躍していたフィービー・ファイロをクリエイティブディレクターとして迎え入れた時です。世界中から愛されることとなったハンドバッグ ラゲージを発表し、流行を作り出したCELINEは、現在もハイブランドとして多くのファンの心を引き付けています。
コンセプト
CELINEのコンセプトは、「女性らしくありつつも自立しているアクティブな女性」。CELINEのデザインは、シンプルで上品なのが特徴。ハイブランドに多く見られる主張の強いロゴは、CELINEにはあまり見受けられません。派手で目立ちやすいデザインのものが少ないからこそ、上質感が感じられるといえます。
実際に、ハンドバッグなどのレザーアイテムは高品質な皮革を使用し、実用面も考えぬかれたデザインです。カジュアルなコーディネートにもフォーマルなシーンにもマッチするスマートなルックスは女性らしさとアクティブさを兼ね備えた女性にぴったりです。
歴代デザイナー
マイケル・コース
出典 themarketherald.comマイケル・コースがクリエイティブ・ディレクターに就任する前、CELINEは業績が悪化していました。パリの上流階級をターゲットとし、堅実で上品なイメージが定着していたCELINEに、マイケル・コースはスポーティな要素を取り入れたのです。アメリカのシティ層から支持されるようになったことでCELINEは業績を回復させました。デザイン性と機能性を両立させたブギーバッグはマイケル・コースがデザインしたものです。
フィービー・ファイロ
出典 thegentlewoman.co.uk2008年にクリエイティブ・ディレクター兼SEOに就任したのがフィービー・ファイロです。フィービー・ファイロの功績として最もよくあげられるのが、ラゲージバッグ。CELINEを代表するアイテムであるラゲージバッグは、多くの著名人に愛用され、一大ブームを巻き起こしています。ラゲージバッグ以外にも、シューズやコートなど、フィービー・ファイロはCELINEのヒットアイテムを多く生み出しました。
エディ・スリマン
出典 pleasekillme.comロックなスタイルのエディ・スリマンが就任した後のCELINEは、ブランド名をCÉLINEからCELINEへ変更し、ロゴを一新するなど革命的な戦略を進めます。また、メンズラインをCELINE HOMMEに名称変更し、新生メンズラインとして発表しました。フェミニンな印象のあるCELINEにロックテイストを取り入れたコレクションは注目され続けています。エッジの利いた小物も多く生み出され、CELINEに新しい風をもたらしています。
CELINEが大人の女性から支持される理由
CELINEが大人の女性から支持されるのは、シンプルでありながら遊び心を取り入れたデザインとラグジュアリー感が感じられる高品質な素材が理由です。どんなシーンにもマッチするデザインと素材感は、幅広い年齢層から支持されています。大人の女性の心を最も掴んでいるアイテムは、バッグ。デザインはもちろん、機能面も充実していることが、多くの女性から支持される理由です。それぞれのトピックについて詳しく見ていきましょう。
デザインの特徴
CELINEのデザインの特徴は、控えめでありながらラグジュアリー感を持っているところでしょう。ハイブランドであることを全面に押し出さず、どのアイテムもシルエットやアイテムの形は非常にベーシックでシンプルです。余分な装飾を省き、色使いもシンプルなものが多いからこそ、洗練されていた雰囲気が感じられます。
デザイン自体はシンプルですが、ワンポイントで遊び心が感じられる工夫があったり、明るい色からシックな色までカラーバリエーションが豊富だったりすることが、女性の心を掴んでいます。人気のレザーアイテムはシルエット、色、高品質の皮革のバランスが良く、レザーの品質の良さが全面に押し出されています。
幅広い年齢層
CELINEは幅広い年齢層から人気を得ていることも特徴です。もともと、CELINEはフランスの上流階級から支持されていたブランドです。フランス上流階級と品の良い暮らしという意味を持つベーセーベージェ＝B.C.B.Gの代名詞とされていた時代があり、高級志向の年齢の高い女性にも人気がありました。B.C.B.Gの衰退と共に、都会的な雰囲気を感じさせるデザインを取り入れたことで、シティで働く女性たちからの人気を獲得したという経緯があります。
シンプルで無駄のないデザインと、高品質な素材を使ったアイテムは、どんなシーンにも違和感なくマッチします。プライベートとビジネスを両方とも充実させたい20代後半～40代までの女性を中心に人気を得ています。
不動の人気アイテムは「バッグ」
CELINEというブランド名を聞いて、バッグを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。トータルブランドであるCELINEですが、不動の人気を獲得しているのは、バッグです。CELINEのバッグの特徴は、品質の高い皮革が使われていることです。皮革の中でも最もよく使われているのが牛革です。CELINEで使われているのは牛革の中でも質の高い「カーフスキン」で、肌目が細かくて柔らかいのが特徴です。
皮革の品質だけではなく、実用面もポイントです。収納部は、使い勝手や収納力を考えた作りになっています。また、持ち手部分も使いやすさが考えられており、ハンドルやショルダーなど、さまざまな使い方ができるように工夫されています。
CELINEの定番人気バッグ5選
CELINEのアイテムの中で、最も注目度の高いバッグ。今回はその中から、「LUGGAGE ラゲージ」・「Cabas Phantom カバファントム」・「BELT BAG ベルトバッグ」・「Cabas カバ」・「16 セーズ」の魅力を紹介します。CELINEのバッグをこれから購入したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
LUGGAGE ラゲージ
2010年に発売され、爆発的な人気を見せているラゲージは、真四角の本体からマチが広がることによって台形に見えるフォルムが特徴。ハンドルやジッパー、曲線のあるデザインがエレガントさを感じさせます。シンプルなデザインでありながら高級感とフェミニンな印象を与えてくれるバッグのため、カジュアルシーンやビジネスシーンにも活躍します。CELINEの鞄と言えばラゲージを覆い浮かべることも多く、ひとつは持っておくべきバッグとしてファッショニスタには欠かせないアイテムとなっています。
また、サイズやカラーバリエーションが豊富なのも特徴です。小さいサイズから順に、「ナノラゲージ」・「マイクロラゲージ」・「ミニラゲージ」・「ファントム」の4種類を展開しています。そして、カラーは、黒やベージュなどのベーシックな色だけではなく、黄色やピンク、バイカラーやチェック柄などさまざまな種類があります。限定色などは競争率が高く、手に入れるのが困難なため、オークションなどで定価よりも高値で売買されることがほとんどです。
Cabas Phantom カバファントム
CELINEのカバシリーズ中でも最も丈夫で型崩れしにくいと言われるカバファントム。厚めのソフトグレインドカーフスキン素材なので、傷がつきにくく、普段使いにもぴったり。マチがしっかりあり、容量が大きいため、ビジネスバッグとしても適しています。普通のトートバッグではカジュアル過ぎると感じる方におすすめです。
機能面では、ジップ付きインナーポケット、ダブルフラットポケットなどがあり、小物が散らばらずに収納できます。上部のレザーストラップを締めることで、バッグの口を閉じることが可能です。カバファントムのサイズ展開は「スモール」と「ミディアム」の2種類。スモールでもA4サイズが入る大きさです。通常カラーは黒やグレーなどのベーシックな色となっていますが、過去にはダークグリーンやマルチカラーなどの限定カラーも発売されています。
BELT BAG ベルトバッグ
バッグの開口部にアイテムの象徴となる2本のベルトが付けられているベルトバッグ。2014年にラゲージやトラぺーズのようにCELINEのアイコンとなるべく作られました。マチのある台形型のフォルムから2本のベルトが伸びているシンプルなデザインですが、他のアイテムにはない個性的なシルエットなのがポイント。
また、ベルトバッグは荷物が収納しやすいのも魅力です。マグネット式の開口部の下にはファスナーが備えられているため、バッグの中身が見えたり、ものを落としたりすることがありません。内側に、2つのポケットがあるだけでなく、外側にはファスナー付きのポケットも装備しています。底鋲がついているため、底が汚れにくいのも嬉しいポイントです。
Cabas カバ
縦型のシンプルなトートバッグであるカバ。縦長のトートバッグは肩にかけても邪魔になりにくくスマートな印象を与えます。ハンドル部分も華奢なデザインのため、カジュアルからフェミニンまでさまざまなコーディネートに合わせられます。
素材はカーフスキンの一枚革です。開口部はオープンになっているため、物の出し入れが簡単。縦型のカバは、カバとカバスモールの2種類です。カバスモールはB5が納まるサイズ感となっており、ショルダーストラップがついているものは、2wayで使用できます。カラーバリエーションが豊富で、一色のシンプルなデザインのものやバイカラーなどデザインもさまざま。レザートートバッグで明るいカラーのものを探している方にもおすすめです。
16 セーズ
レディ・ガガがSNSに載せたことで一気に話題になった16(セーズ)は、CELINEの新しい顔ともいえるバッグです。名前はヴィヴィエンヌ通り16番地に位置するパリのクチュールメゾンに由来しており、パリジャンが身に付けているバッグをイメージして作られています。
60年代のバッグから着想を得ており、クロップドフラップやメタルパーツなど、クラシカルなルックスが魅力。コーディネート全体を上品に見せてくれるため、日常的に使いたいという女性が多い傾向にあります。素材は、サテンカーフスキンやツイード、リザードなど幅広く、素材によって雰囲気が異なります。
セーズは、サイズが豊富で機能面が充実しているのもポイント。サイズは、ミニ・スモール・クラシックの3種類で、全てショルダーストラップとハンドルが付いています。内フラットポケット・ジップ付き内ポケット・内コンパートメント・アウターフラットポケットがあり、大切なものは内ポケットに、ICカードなどの取り出しやすさを重視したいものはアウターポケットに入れられて便利です。ポケットが豊富なため、バッグの中を常に整頓しておくことができるのも嬉しいですよね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
CELINEは、フィービー・ファイロが生み出し、多くのファンから長く愛され続けている「ラゲージ」・「カバ」や、エディ・スリマンが初めてCELINEでデザインした「セーズ」など、様々なモデルが存在しています。また、上品かつ都会的で洗練されたデザインが特徴的で、サイズやカラー展開の豊富さも魅力の一つです。バッグひとつとっても印象が大きく変わるので、是非自分だけの一生もののバッグを探してみてはいかがですか？モードスケープでは、CELINEのレディース、メンズ問わずお買取りを強化しております。CELINEは、年数を経ても中古市場における相場が下がりにくく、近年エディ・スリマンが手がけるようになってからも益々注目されているブランドの一つです。買い換えのタイミングやサイズの変化によって合わなくなることなどもあるかと思います。 そんな時に、モードスケープにご相談していただければ全力でお力になります。古いモデルやクリーニングやお直しが必要なものでも可能な限り良いお値段をおつけできるように吟味しながらお買取りしております。 汚れやダメージがあるものでも、リペアを施して販売することも可能ですので一度ご相談ください。とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。お気軽にご相談ください。
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この記事を書いた人
MODESCAPE
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