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更新日:2020年9月19日 公開日:2018年1月12日

冬の大人の普段着 リラックスして着こなすダウンジャケットとマウンテンパーカー

一年で最も寒いのは2月なので、ダウンジャケットが活躍する季節はこれからです。真冬はマイナス10℃にもなるニューヨークの寒さは、ダウンやマウンテンパーカーなどの機能性アウターが必須。コーデの印象を一枚で決めてしまいがちな機能性アウターですが、ニューヨーカーのスナップを参考に垢抜けたスタイルを目指しましょう!

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2018年、新しい年になりました。新年おめでとうございます。
本年も引き続き、ニューヨークからファッション情報をお届けいたします。

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まだ寒いこの季節、普段着は何を着る?

気忙しかった年末年始も終わり、ハレの日から日常生活へ戻ります。
さて、普段着は何を着ましょうか。
肩肘張らずリラックして着られる日常のアウターといえば、ダウンジャケットやマウンテンパーカー。
寒い季節に気軽に羽織れるアイテムは、一着持っていると便利です。
コーデの印象を大きく左右してしまうアウターのため、お洒落に見えにくいのが難点と考える方もいるかもしれませんね。
さて、ニューヨーカーはどのように、これらのアイテムを着こなしているのでしょう。

ニューヨーカーはダウンジャケットをどう着る

冬は気温が氷点下のニューヨークでは、ダウンジャケットは欠かせないアイテム。
2017年末から2018年初にかけてマイナス10℃以下になったニューヨークでは、ダウンジャケットは命を繋ぐ防寒着(苦笑)です。
氷点下にストリートを歩いている時は、皆ダウンジャケットを着て、ニットの帽子を深くかぶり、さらにジャケットのフードを重ね、首元に風が入らぬようきっちりジッパーを上げ、マフラーをぐるぐる巻きにして口元まで覆いがっちりガード。
ニューヨーカー全てが、銀行強盗のようなスタイルになります(笑)。

圧倒的人気のカナダ・グース (Canada Goose)


ロックフェラーセンター近くの地下鉄駅で、足を止めてもらった彼。
ネイビーのトップスに、ナイキのパンツの上に、カナダ・グース(Canada Goose)のダウンジャケットのスタイル。
2−3年ほど前から、ニューヨーカーの間で圧倒的人気のカナダ・グース(Canada Goose)。
お値段はお高いながらも、暖かさは抜群。
1年の半分が冬のニューヨークでは、身体を守る為の投資は止む無しというところでしょうか。
特にこだわったコーデではないですが、カナダ・グースの質の高さから、単なる普段着に見えないのがポイント。
大人の男性は、長く着られる普段着には投資しておきましょう。

スッキリ見えるシェイプのモンクレール (Moncler)


フランス発のモンクレール(Moncler)のダウンジャケットも、人気。
お値段は張りますが、安物を数年で着捨てるより、一生ものを買えば逆に安上がりかもしれませんよ。
デザインはベーシックなものを選べば、間違いありません。
ダウンは黒が着まわしが効き、汚れが目立ちませんが、オールブラックだと重く見えます。
上写真の彼のように、淡いグレイのパーカーをイン、白のアディダスのスニーカーと合わせれば、軽快に見えます。
モンクレールのジャケットはダウンでもダボっとせず、スッキリ見えるシェイプが人気の秘訣。
ニューヨークではマジソン・アベニュー(Madison Ave)に店舗があります。
顧客層は、30代から50代。着る機会が多い普段着こそ、大人は手抜きをしたくないものです。

ブルックリン・テイストに着こなすナイキ(Nike)


ブルックリン行きの地下鉄ホームで出会った30代くらいの彼は、’90sの雰囲気が漂うオリーブグリーンのナイキのダウンに、ブルーを合わせた爽やかなコーディネート。
恥ずかしがりの彼に、残念ながら前からのスナップを断られてしまったので、バックスタイルを。
ヴィンテージっぽいマフラーに、デニム、スニーカーと、ダウン以外は淡いブルーで統一。
明るめの髪の色とよく似合う、気負わないブルックリン・テイストの着こなしでした。

カップルで着るダウン


寒いニューヨークで、ダウン着用のカップル。
彼女は黒のダウンジャケット、足元はナイキ。
氷点下のニューヨークでは女性は、太腿や膝が覆えるくるぶし丈に近いロング丈が女性には人気。
彼はオリーブグリーンのダウンジャケット。
カップルで着こなす場合、すべてお揃いにせず、着丈を変える、どちらかに差し色を入れるなどすると、バランスが良くなります。

ちょっとハズして着るダウン


人とは違うダウンジャケットの着こなしを求めるあなたは、こんなスタイルはいかがでしょう。
ボリューム感のあるダウンには、ややショート丈のワイドパンツに、Y-3のスニーカー。
都会のスポーツスタイルなら、ダウンも野暮ったくなりません。

淡い色で冬の潔さを感じさせるダウン


つい、濃い色を選びがちなダウンジャケットですが、淡い色でコーディネートすると、軽く見え、冬の潔さを感じます。
ダウンはベージュ、パンツは淡いグレイと白のアディダス、グレイ系のアディダスのスニーカー。
カニエ・ウエストが好むようなスタイルが今っぽいです。
また、淡い色は顔を綺麗に見せる、アンチエイジング効果もありますよ。

マウンテンパーカーってなに?

本来は登山用に作られた、防寒着。
アウトドアに耐えられるような防寒、防水、防風性に優れ、軽く、収納しやすい利点があります。
ダウンジャケットのモコモコ感が苦手なあなたや、ダウンを着るほど寒くないエリアにお住いのあなたには、マウンテンパーカーが良いかもしれませんね。

蛍光色で明るく見せるマウンテンパーカー


登山用に開発されたものをタウンユースにするには、明るい蛍光色を選ぶのも素敵です。
ある意味安っぽい蛍光色と、ラグジュアリーの象徴であるルイ・ヴィトンの対比で、都会のミックス感を演出しています。

派手すぎない大人のマウンテンパーカー


蛍光色はちょっとというあなたには、赤と白の2色使いのマウンテンパーカーに、インナーに紺のダウンベストと黒のパンツのコーデはいかがでしょう。
靴はしっかりしたブーツを選ぶと、大人のアウトドアスタイルになります。

チノパンと組み合わせるマウンテンパーカー


紺や黒のマウンテンパーカーは、大人の男性には顔がくすんで見えることがあります。
淡いベージュを選ぶと、顔が綺麗に映ります。
履きなれたチノパンに、グレイのTシャツで、こなれた大人の普段着の完成。
年配の方にも抵抗なく真似しやすいスタイルではないでしょうか。

大人は普段着こそ手抜きしない

寒いとついつい外出も億劫になり、ファッションも手を抜きがち。
でも、大人のお洒落の真骨頂は、普段着にあると言って良いでしょう。
普段着こそ、あなたのライフスタイル、人間性が現れるからです。
まだまだ寒い季節でも、ダウンジャケットやマウンテンパーカーの着こなしが決まったら、外出が楽しくなりますよ。

また次回も、ニューヨークから青山沙羅がお届けします。
風邪を引かないように、温かくしてお過ごしくださいね。

 

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See you soon!!

Text by 青山沙羅

[All photos by Hideyuki Tatebayashi] ※無断で画像を転載・使用することを固くお断りします。
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