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「永く」着続けたくなる。クリスタセヤの魅力について

2023年5月17日

「永く」着続けたくなる。クリスタセヤの魅力について

シンプルながら洗練されたデザインで、長く着続けられる上質な素材が特徴の「CristaSeya」。30代から40代の年齢層の男女を中心に人気を集めており、2016年には共同デザイナーの瀬谷慶子氏によるブランド「SEYA.」もスタート。より一層ブランドへの期待度が高まっています。
この記事では、CristaSeyaの歴史や特徴を紹介すると共に、CristaSeyaとSEYA.、それぞれのブランドの違いについても解説していきます。

クリスタセヤとは?

cristaSeya
出典 lorriegrahamblog.com

クリスタセヤとは、2人のデザイナーによって設立されたフランスのライフスタイルブランドです。デザイナーの1人は日本人の瀬谷慶子で、イタリア人のクリスティーナ・カシ―二と共に、人生を共に楽しめるようなアイテムを世に送り出しています。

クリスタセヤは、通常のブランドとは異なる形態で運営しており、ブティックは集客よりも居心地の良さを重視して設計されています。しかし、ファッション業界からは高く評価されており、一般消費者にもその人気が広がっています。ここではコンセプトやデザイナーから、クリスタセヤについて詳しくみていきましょう。

クリスタセヤの概要や始まった経緯

【コンセプト】

クリスタセヤのコンセプトは、「毎日着られて、遊びと好奇心に溢れた、すぐに消費されることのないデザイン」です。イタリア人のクリスティーナ・カシーニと瀬谷慶子がパリを拠点として設立しました。

クリスタセヤのコンセプトが誕生したのは、デザイナーの2人がスタイリストとしてファッション業界のサイクルに疲弊したことがきっかけです。シーズンごとに刷新されていくデザインを見て、消費されないようなクオリティの高いアイテムを作ることを目的としています。

また、瀬谷氏はインタビューで”日本の服ってきれいになりすぎるところがあって、逆にヨーロッパの服ってグラムールになりすぎるところがあって、私としてはちょうどその中間くらいにしたい。”と答えています。

【クリスタセヤの始まり】

元々、瀬谷氏は洋服を作る予定ではなく、雑貨やベッドリネンなどのライフスタイルに深く関わるアイテムを製作する予定でした。しかし、瀬谷氏もカシ―二氏もファッションを専門としていたことや、カシ―二氏の母がニット工場を経営していることから、ファッションブランドを設立することになります。

クリスタセヤでは、ずっと大切に着続けられることを目指し、形や素材にこだわることを前提にアイテムが作られます。生地や素材に触れ、どのようなアイテムになるかを想像しながらデザインされていきます。

流行にあわせ過ぎないベーシックなアイテムは、生地に合わせて少しゆるめにカッティングされ、ユニセックスで着られるよう考えられているのもポイント。知的でありながら、色気も感じられるアイテムが取り揃えられたブランドです。現在は、クリスタセヤは、カシーニ氏が単独で活動しており、瀬谷氏は「seya.」というブランドを運営しています。

クリスタセヤのデザイナー

瀬谷慶子
出典 www.biotop.jp

【瀬谷慶子】

瀬谷氏は日本出身のデザイナーです。大学では古典や民俗学など文化について学び、日本で雑誌の編集者やライターとして活動しました。その後、ファッションページの編集に興味を持ち、渡仏。ファッションエディターのアシスタントを経てエディターを経験し、クリスタセヤを設立した後、seya.を立ち上げています。

【クリスティーナ・カシーニ】

カシ―二氏は、イタリアのレッジョエミリア州に生まれ、幼いころから母のニット工を見ながら育ってきました。ファッションの専門学校でデザインとファッションのジャーナリズムについて学び、1999年からファッション紙のエディターとして活動します。2008年には、ファッションフォトプロダクションの仕事やスタイリスト、コンサルタントとして複数のブランドで活動を行った後、クリスタセヤを立ち上げました。

「エディション」という独自の形態

クリスタセヤの魅力のひとつが、エディションという独自の形態でアイテムを発表していることです。通常、ファッションブランドは春夏と秋冬にコレクションという形でアイテムを発表していきますが、クリスタセヤはその形をとりません。

クリスタセヤを設立するきっかけとなった、「ファッション業界の絶え間なく続くトレンドの流れ」に疲れてしまったことに起因します。ファッション業界のサイクルから距離を取り、約半年に1度のペースで新作なるエディションを発表しています。また、エディションは季節に捕らわれず、最新と過去のエディションを並行して購入できるようになっています。


クリスタセヤの特徴

クリスタセヤは、

「永く」着続けられる服
厳選されたアートアイテム
流行に流されない定番アイテム

の3つから紐解くことができます。ブランドのコンセプトがしっかりと評価されていることがわかりますね。それではこの3点について詳しくチェックしていきましょう。

「永く」着続けられる服

クリスタセヤのアイテムは、シンプルなデザインゆえにトレンドに左右されず、長く着続けても飽きないのが魅力です。素材からデザインを考えるため、素材の良さを活かすように設計されています。

着心地が良いため、デイリーユースに最適です。ユニセックス仕様で、体のラインを拾いすぎることがありません。誰もが美しく着られるシルエットを計算して作っているため、着ると美しさを感じることができます。どの作品もシンプルながらシルエットや色に現代的なひねりが加えられており、長く、楽に美しく着られる一軍の洋服がラインナップされています。

厳選されたアートアイテム

クリスタセヤは元々、生活に関するアイテムを製作するブランドとして設立する予定でした。そのため、クリスタセヤのブティックでは、アートアイテムも販売されています。
陶器や写真など、一流のアートが点在されたブティックは、アンティーク家具やデザイン性の高いカーペットで居心地の良い空間に仕上がっています。何かを販売しているのではなく、アパートの一室のようなリラックスできる空間づくりもクリスタセヤのこだわりのひとつ。

クリスタセヤが扱うアートは、世界各国、各地の職人にハンドメイドで作成されたオブジェたちです。紀元前の陶器から着想を得て作られたオブジェや伝統的なデザインで彫刻されたまな板など、日常に取り入れられるアートも多く取り扱っています。手作業で作られた美しいアートは、すぐに消費されることのないアイテムの代表格といえるでしょう。

流行に流されない定番アイテム

クリスタセヤの定番アイテムを見ることで、実際にブランドが評価されているポイントがわかります。クリスタセヤを知っている人なら誰でも一度は手に取りたいと感じる定番アイテムを紹介します。

【MAO SHIRT】

MAO SHIRT

クリスタルセヤのシグネチャーアイテムといえば、マオシャツ。ゆったりとしていながらも体にフィットするように作られているため、楽に美しく着られます。使用されているのはサラリとした感触のスイスコットンです。環境に配慮した製造方法で作られたスイスコットンを芯地を使わずラフに着られるように仕立てているのが特長です。

【BLEACHED DENIM HIGH WAISTED TROUSERS】

Bleached-Denim-High-Waisted-trousers

クリスタセヤの定番アイテムであるブリーチドデニム。いくつか種類がありますが、Bleached Denim High Waisted trousersは腰回りのシルエットがスッキリとしたハイウエストなのが特長です。ウエスト部分とは対照的にパンツラインは少し太めなバランスの良いパターンで作られています。

【BLEACHED DENIM PLEATED TROUSERS】

BLEACHED DENIM PLEATED TROUSERS

ヘビーオンスのコットンデニムを使用した定番デニムです。まるでヴィンテージデニムのような綺麗な色落ちが魅力のひとつ。腰回りにボリュームを持たせながらも、センタータックがシルエットを際立たせます。

【JAPANESE HEAVY DENIM PLEATED TROUSERS】

Japanese-Heavy-Denim-Pleated-Trousers

ハイウォッシュではなく、ワンウォッシュのこちらは、デニムのカラーが濃く、きれいめにもカジュアルにも着こなせるアイテム。パンツラインはゆったりとしていますが、センタープレスによって、スッキリとしたシルエットに仕上がっています。

【PAPER SWEATER】

その名の通り、素材に和紙を使用したセーターです。コットンとレーヨンと共に織ることで、着心地の良さをキープしながら、和紙独特のサラッとした感触を残しています。素材によって色の染まり方が違うため、網目ひとつひとつの色の違いが楽しめるのも魅力。夏にも軽やかに着られるセーターです。


クリスタセヤとセヤの違い

seya
出典 www.eureka-jp.com

クリスタセヤとセヤは、全く方向性の異なるブランドではなく、セヤはクリスタセヤのニューラインのような位置づけです。ブランドの運営はそれぞれのデザイナーが独立して行っていますが、デザイン性に共通する部分を感じる方は多いでしょう。ここではセヤというブランドについて詳しく確認していきましょう。

セヤの始まり

セヤは2017年に瀬谷氏が単独で設立したブランドです。クリスタセヤは瀬谷氏とカシ―二氏が共同で立ち上げたブランドでしたが、互いの次のステップとして、それぞれのブランドを単独で運営していくこととなりました。

セヤは、クリスタセヤでのシンプルでユニセックスな雰囲気はそのままに、よりオーガニックにこだわり、素材の質にこだわっています。また、瀬谷氏が旅で感じた経験をアイテムに落とし込んでいるのもブランドの特色です。旅先で訪れた土地の伝統や文化からインスピレーションを受けたり、その土地の素材や色を活かしたデザインを各シーズンのテーマとしています。

旅での体験をアイテムに


出典 shopwomen.maiden.jp

旅での体験をアイテムに反映させるセヤのコレクションは、シーズンごとの特長が濃いのもポイント。例えば、インドのネルージャケットから着想を得て作られたブルゾンは、特徴的なベルベット生地をセヤらしいゆるさのあるシルエットで製作されています。

しかし、ディティール部分には、ネルージャケット特有のスタンドカラーやくるみボタンなど日本のメンズアイテムでは珍しい組み合わせを調合させています。旅先では気候もさまざまなため、一年を通して着られるアイテムを揃えています。旅先の人々のマインドをエディションに活かしたり、その地特有の素材や色を組み合わせたりすることで、それぞれのアイテムの顔を形作っています。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。品質の高さが評価され、じわじわと人気が広がっているクリスタセヤについて解説しました。流行を追わず、独自の価値観でブランドを運営しているクリスタセヤは、時代が変わっても高く評価され続けるでしょう。

これから人気がさらに高まっていくことが予想されるクリスタセヤの洋服は、中古市場でも高く評価されています。しかし、クリスタセヤのアイテムが、体型や好みの変化によって、合わなくなった方もいるでしょう。もし、着なくなったクリスタセヤのアイテムがある場合には、良い値段がつく可能性もあるので、一度査定に出してみてもいいかもしれませんね。

モードスケープでは、クリーニングやお直しが必要なものでも可能な限り良いお値段をおつけできるように吟味しながらお買取りしております。汚れやダメージがあるものでも、リペアを施して販売することも可能ですので一度ご相談ください。 とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。お気軽にご相談ください。

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MODESCAPE

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