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古着×機能性×美、古着の新たな可能性を表現するHYKEの魅力

2024年1月31日

HYKE

古着×機能性×美、古着の新たな可能性を表現するHYKEの魅力

2013年にスタートした日本のファッションブランドHYKE。古着のデザイン、機能美からインスピレーションを受けたアイテムが特徴で、元々はレディースアイテムのみでしたが最近はジェンダーレスアイテムも展開しており、男女問わず多くのファッション好きから支持を受けているブランドです。
この記事ではHYKEの概要・特徴の解説とともに、古着からインスピレーションを受けたアイテムへのこだわりを汲み取っていきます。

HYKEとは

HYKE
出典 eyecmag.com

HYKEは現代ファッションに革新的な息吹をもたらすブランドとして知られています。都会的なシルエットとユニセックスなデザインを採用し、日本発のブランドながら世界中のファッション愛好家から絶大な支持を受けています。HYKEは、トレンドを追うのではなく、時代を超越したスタイルを提案し続けています。ここでは、HYKEについて詳しく見ていきましょう。

HYKEの概要・特徴

HYKEは、2013年の秋冬シーズンからファッション界に登場し、独自のスタイルを展開して注目を集めています。ブランドの核となるのは、古着から着想を得たデザインです。古着特有の機能美を重視しつつ、現代的な解釈を加えることで、古さの中に新しさを見出すのがHYKEの特徴です。
ブランドのもう一つの魅力は、性別の枠を超えたデザインにあります。女性がメンズウェアを着用することで感じる独特の女性らしさを、HYKEは巧みにデザインに反映させています。その結果、女性はメンズライクなスタイルを、男性は上品な装いを楽しむことができるのです。

さらに、HYKEのデザインには、ベーシックな形の中にワークウェアやミリタリーウェアなどの古着要素が巧みに織り込まれています。これにより、日常的な装いに深みと歴史的な背景を加えることができるのです。また、ブランド名「HYKE」は、デザイナー家族の名前の頭文字を取ったものであり、ファミリーへの敬愛と個性を表現しています。
HYKEのコンセプトは「Heritage And Revolution」です。これは、服飾の歴史や遺産を独自の感性で捉え、時代を超えたスタイルに革新をもたらすという意志を示しています。HYKEは、ファッションの枠組みを超えた、洗練されたデザインと感性で、新たなファッションの可能性を切り拓いているブランドです。

始まりは古着屋から

ファッションブランドHYKEは1998年にヴィンテージ&ユーズドショップ「bowles(ボウルズ)」がオープンしたことから始まります。ボウルズはオリジナルブランド「グリーン(Green)」の立ち上げの場となり、後のHYKEに繋がる重要なステップとなりました。しかし、2009年の春夏コレクションを最後に、デザイナーである大出由紀子の出産と育児のために一時的に活動を休止することになります。

この休止期間は、創造性を高めるための貴重な時間となりました。2013年、HYKEとしての新たなスタートを切ります。このブランドは、過去の経験と新しいビジョンを融合させ、ユニークなファッションの世界を築き上げていきます。
HYKEの評価は、2017年に「第35回毎日ファッション大賞」を受賞し、その創造性と影響力を業界に認められました。HYKEのデザインは、ヴィンテージ感と現代的なスタイルの組み合わせによって独特の魅力を放っています。

無類の古着好き。デザイナー大出由紀子・吉原秀明

デザイナー
出典 imhds.fashion-headline.com

ファッションブランドHYKEのデザイナー、大出由紀子と吉原秀明は、独自の経歴と情熱を持つ才能豊かなクリエイターです。1969年、東京で生まれた吉原氏は、日本メンズアパレルアカデミーを卒業し、その後ファッションの世界へと進みました。同じ1969年、群馬県出身の大出氏は、バンタンデザイン研究所を卒業後、彼女自身のファッションへの道を歩み始めます。
二人のデザイナーは、古着屋を営む中で、古着一点一点に込められたストーリーと愛着に魅了されました。大出氏は高校生の時からデザイナーブランドが全盛の中、アメリカの古着をこよなく愛し、日常的に古着屋を訪れていました。インターネットが普及していない時代だったため、彼らは自らの足で古着屋を巡り、古着の特性や作り手の技術を独学で学びました。この経験は、後にHYKEのデザインに大きな影響を与えることになります。

古着に対する彼らの情熱は、子供の頃に見たアメリカのドラマや映画からも触発されました。アメリカの生活やカルチャーへの憧れが彼らの心に芽生え、特にデニムやワークウェアなどのファッションに深い魅力を感じるようになりました。そして、古着屋で感じた愛着のある一点物へのさみしさが、彼らに古着のニュアンスを取り入れた独自の服作りを始めるきっかけとなりました。
大出氏と吉原氏のこれらの経験は、HYKEのデザインに深い影響を与えています。彼らは、古着の魅力を現代的な解釈で表現し、新しいファッションの形を創造しています。その結果、HYKEは独自のスタイルと魅力を持つブランドとして、多くの人々に支持されるようになったのです。


古着をHYKE色に昇華させたアイテム

HYKEのアイテムはベーシックなデザインながらどのアイテムにも古着のワークウェアやミリタリーウェアの機能性やデザインを組み込んでおり、様々なシーンで活躍する新しいワードローブの形を展開しています。
上記の特色が顕著に見られるアイテムを見ていきましょう。

トレンチコート

トレンチコート

HYKEのトレンチコートには、「レギュラー」と「ビッグ」の2種類があり、それぞれ異なる魅力を持っています。ビッグフィットは、オーバーサイズでルーズな感覚が特徴的で、メンズコートを思わせます。ビッグフィットは、ベルトを絞ることでモードな印象に仕上げることもでき、着る人のスタイルによく馴染みます。肩周りのデザインには特に印象的で、肩の位置が大きく落ちており、別のタイプでは出せないゆとりと落ち感が、シルエットをワンランク上のものへと引き上げています。
一方のレギュラーフィットは、一般的なサイズ感でややゆとりのあるアームそして身頃が特徴的です。ショルダーのデザインがビッグフィットとは異なり、HYKEのスタンダードなシルエットとなっており、ゆとりのあるアームのシルエットと程よい長めの着丈がポイントです。後身頃にかけても分量のある設計で、下半身などの体のラインを気にせずにスタイリングが楽しめます。

どちらのシルエットも、日常からビジネスシーンまで、様々な場面での着用が可能です。インナーを選ばずに様々なスタイルに適応できるため、スタイリングに迷った際にはレギュラーフィットがおすすめです。また、HYKEのトレンチコートはすべてのタイプでライナーが取り外し可能であり、冬だけでなく春先や秋口にも軽いコートとして着用できるのが大きな特徴です。ビッグフィットとレギュラーフィットはどちらもインナーにニットを着用できるゆとりがあり、真冬でもしっかりと冬のコートとして活躍します。

TYPE N-2 JK

TYPE-N2

HYKEの「TYPE N-2 ジャケット」は、1940年代初期のU.S. AIR FORCE N-2 JACKETから着想を得た、現代的な魅力を持つアイテムです。このナイロン製のフライトジャケットは、ミリタリーの雰囲気を強く感じさせるディテールに、HYKE独自の創造性が見事に融合されています。特に注目すべきは、シルエットの現代的なアップデートです。これにより、ジェンダーレスなファッションとして、多様なサイズ展開での着用が可能になっています。

細部にわたるこだわりは、ICSコードループやリアルレザーのオキシジェンタブ、そしてリブの針抜きや段リブの古い作り方への配慮にも表れています。これらのデザインは、HYKEの細かいディティールへの拘りを感じさせます。
環境への配慮も重視されており、フード裏のボアやファーにはリアルファーは使用されていません。代わりに、濃いブラウンの素材が使用され、重厚感を醸し出しています。また、古着にはない、現代的なビッグシルエットを採用しており、アームが長めにデザインされている点も、このジャケットの大きな特徴の一つです。

ミリタリーコート

ミリタリーコート

HYKEのミリタリーコートは、米軍のECWCS(Extended Cold Weather Clothing System)GEN1にインスパイアされたデザインで、現代的なファッションに新たな息吹を吹き込んでいます。このコートの特徴は、その洗練されたミニマリズムにあります。同色のスナップボタンは、シンプルながらも強い存在感を放ち、全体のデザインを引き締めています。また、ドローコードの使用により、シルエットに変化を加えることができ、さまざまなスタイリングに対応可能です。

このコートは、アウトドアスタイルやモードスタイルとの相性が非常に良いのがポイントです。例えば、タイトなパンツと合わせれば、スタイリッシュで都会的な印象に。また、ルーズなパンツを選べば、リラックスした雰囲気の中にも、洗練されたスタイリングが可能です。
HYKEのミリタリーコートは、単なる冬のアウターとしてではなく、ファッションアイテムとしての役割を果たします。デザインの細部にまでこだわりが感じられ、着る人の個性を引き立てるための様々な要素が盛り込まれています。このコートを纏うことで、日常の装いに洗練されたミリタリーテイストが加わり、コーディネートの幅が広がります。

ダッフルジャケット

ダッフルジャケット

HYKE(ハイク)のダッフルジャケットは、1950年代の海軍が使用していたFEARNOUGHT SMOCKからインスピレーションを受けたデザインで、その特徴は独創性と実用性の融合にあります。FEARNOUGHTとは、当時のSMOCKに使用されたウール生地の名前から来ており、このジャケットにもその伝統が息づいています。
このダッフルジャケットの最大の特徴は、斜めに配された木製のトグルです。トグルフロントとスタンドカラーのスタイルは、クラシックなダッフルコートを彷彿とさせますが、HYKEらしいユニークな要素が加わることで、伝統的なデザインに新たな息吹を吹き込んでいます。木製トグルに耐久性のある麻紐ループを組み合わせることで、カジュアル且つ、洗練された雰囲気を演出しています。

このジャケットの素材は、ダブルメルトン生地を起毛させ、強めにプレスすることで、膨らみと張りが生まれています。その上品な質感は、触れるたびにその魅力を感じさせます。約1,370gという重量は、一般的なダッフルコートに比べて特別重いわけではありませんが、チェスターコートなどと比べるとずっしりとした印象を与えます。これは、寒さに強い厚手の生地とトグルの重さによるもので、細部にまでこだわったHYKEのダッフルコートの特性を示しています。
袖はぽわっと広がるボリューム感があり、そぎ落とされたデザインと美しい丸みが特徴的です。肩は落ちたデザインで、重ね着もしやすいサイズ感を持っています。裾は絞ってシルエットに変化をつけることができ、裾と袖口でメリハリをつけることができる設計は、オーバーサイズのジャケットよりもスタイリッシュに着こなせます。

PERTEX PUFF MONSTER PARKA

モンスターパーカー

HYKEの「モンスターパーカー」は、保温性と軽量性を兼ね備えた冬のアウターとして、その名に相応しい存在感を放っています。このパーカーの設計は、PCU LEVEL 7 TYPE2(通称MONSTER PARKA)からインスピレーションを得ており、機能性とデザインがポイントのアイテムです。
表地にはPERTEX SHIELDを採用しており、その素材は防水性と透湿性に優れ、様々な気象条件下での快適性を保証します。また、裏地にはPERTEX SHIELD QUANTUMを使用し、軽量ながらも耐久性があり、保温性を高めています。中綿にはPLIMALOFTを採用することで、高い保温性を実現しながらも、軽量さを保持しています。

デザインの面では、背面にさりげなく配置されたPERTEXのロゴと、手首にあしらわれたHYKEのロゴが、ブランドのアイデンティティを際立たせています。これらのディテールは、モンスターパーカーの機能性だけでなく、ファッションアイテムとしてのスタイルも考慮されていることを示しています。
HYKEのモンスターパーカーは、単に暖かいだけでなく、そのデザインと機能性が融合したアイテムです。軽量でありながらも、冬の寒さからしっかりと保護してくれるため、冬のアウトドア活動はもちろん、日常の街着としても最適です。また、そのスタイリッシュな外観は、どんなコーディネートにも容易にマッチし、冬のファッションを格上げする存在となっています。

カーゴパンツ

カーゴパンツ

HYKEのM-51 TYPE SHELL PANTSは、その革新的なデザインと機能性で、カーゴパンツの新しい地平を開いています。このモデルの最大の特徴は、6ポケットデザインを採用した最初のモデルであることです。両太腿にフラップ付きのポケットを配置することで、現代のカーゴパンツの原型とも言えるスタイルを確立しました。さらに、膝部分にタックを入れることで、動きやすさを格段に向上させています。

HYKEのこのM-51のパンツは、ハイクファンだけでなく、ミリタリー愛好家にも魅力的な逸品です。生地にはナイロンとコットンのオックス生地を使用しており、厚手過ぎず、柔らかくしなやかな着心地が特徴です。愛用するほどに味わいが増し、長く愛用したい一品となるでしょう。ウエストは大きめサイズをドローコードで調節できるタイプで、脚のラインはワイドシルエットです。特に身長165cmの女性には、サイズ1がお勧めです。
このカーゴパンツは、ミリタリースタイルで着用するのはもちろん、シフォンのような意外性のあるトップスと合わせることで、遊び心のあるスタイリングが可能です。HYKEのカーゴパンツのボリューム感は、着る人を楽しくさせる魅力を持っています。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。
古着という変わらぬ人気を誇るカルチャーを現代風に落とし込んだデザインで多くの服好きから愛用されているHYKE。デザイナー大出由紀子氏・吉原秀明氏の服作りの姿勢、それぞれのアイテムに込めたこだわりを汲み取っていくとファッションの楽しさを再確認することが出来ますね。HYKEのアイテムは日本国内だけでなく、海外からも高い評価を受けており、今後もお二人が生み出すスタイルが非常に楽しみです。
モードスケープでは、HYKEのアイテムのお買取りを強化しております。定番のワークウェアやミリタリーを元にしたアイテムをはじめ、THE NORTH FACEやMONCLERなどのグローバルなブランドとのコラボアイテムは高額買取が期待できます。/span>

モードスケープでは、アイテムの価値を適正に反映し、最高額を見出す査定をいたします。HYKEのアイテムを売りに出すか迷っている場合にも、ぜひモードスケープにご相談下さい。
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この記事を書いた人

MODESCAPE

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