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ジャック・マッコロー&ラザロ・ヘルナンデスとは? ロエベ新クリエイティブディレクターに就任したデザイナーデュオのキャリア

2025年4月30日

ジャック・マッコロー&ラザロ・ヘルナンデスとは? ロエベ新クリエイティブディレクターに就任したデザイナーデュオのキャリア

ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスは、アメリカのファッションブランド「プロエンザ スクーラー(Proenza Schouler)」の共同創設者であり、デザイナーデュオとして知られています。

ファッション業界で次世代を担うデザイナーとして名前を挙げられており、2025年には「ロエベ」の新クリエイティブ ディレクターの就任が発表され話題を呼んでいます。長年の伝統と歴史を持つロエベのクリエイティブ ディレクターという大役を任された二人は一体どのような人物なのでしょうか。
この記事ではジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスの人物と経歴とともに、二人が立ち上げたブランド「プロエンザスクーラー(Proenza Schouler)」についても解説していきます。

ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスについて


出典 fashionmodeldirectory.com

洗練された感性と実験的なアプローチで、ニューヨークを拠点にファッション界をけん引してきたジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデス。 2人が歩んできたキャリアを中心にパーソナルな部分についても見てきましょう。現段階で発表されているロエベのクリエイティブ ディレクター就任についてもまとめていますので、ぜひチェックしてくださいね。

初期のキャリア

ジャック・マッコローは東京・西麻布で幼少期を過ごし、友達とは日本語を話し、家族とは英語を話す独特な環境の中で育ちました。 早い時期からファッションへ興味を持ち始め、高校時代から友人のために服を作り始めます。 一方、マイアミ出身のラザロ・ヘルナンデスは、一人っ子として自由に育ち、当初は医師を志していましたが、10代の頃に訪れたニューヨークでファッションの世界に出会い、両親に内緒でパーソンズ美術大学の編入試験を受け、進路を大きく転換します。

二人は1999年、パーソンズが在学中に出会い、意気投合。マッコロー氏はマークジェイコブス(MARC JACOBS)、ヘルナンデス氏はマイケル・コース(MICHAEL KORS)でインターンを経験しました。そして、卒業制作として共同でコレクションを発表。最高賞を受賞する瞬間、バーニーズ・ニューヨークがそのコレクションを買ったことで一気に注目されました。

デザイナーとしてのキャリア

在学中、共同でデザインをしていた2人は、同じ会社にデザイナーとして就職する道を模索しましたが、最終的には起業する道を選択しました。そして、2002年にプロエンザクーラーを設立。瞬く間に注目を集め、ビヨンセやビクトリア・ベッカムをはじめとするセレブリティたちに支持されました。

2003年には、若手デザイナーの登竜門とされるCFDA(The Council of Fashion Designers of America)のペリー・エリス賞を受賞し、次にCFDA/ヴォーグ・ファッション・ファンドの初代グランプリを獲得。その後もウィメンズウェア、アクセサリー部門でのCFDA賞を重ね、クラフトへのこだわりとコンセプチュアルな力が高く評価され表現されました。ELLE誌のデザイナー・オブ・ザ・イヤーや大手企業とのコラボも経験し、2007年にはCFDAウーマンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞。時代に寄り添いながらも独自のクリエイティブを貫いてきた二人は、今ファッション界を代表する存在です。

2025年ロエベのデザイナーに就任

2025年3月24日、LVMHはロエベの新たなクリエイティブ・ディレクターに、ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスのデザイナーデュオを迎えることを正式発表しました。就任日は4月7日。長年ロエベを率いてきたジョナサン・アンダーソンの後任として、ウィメンズ、メンズ、アクセサリーなど全ラインのクリエイティブを担うことになります。

プロエンザスクーラーの共同創業者として知られる二人は、2025年1月に同ブランドのクリエイティブ職を退任。現在も取締役として運営にはそれなりにいるものの、今後はロエベでの活動に軸足を移します。プノシドニー・トレダノ氏は「彼らの違和感と職人技への愛情は、ロエベの未来にふさわしい」と評価していて、マッコローとヘルナンデスも「ブランドの価値観に深く共鳴し、このチームと歩む未来に胸が高鳴っている」と語っています。

ロエベの魅力や歴史を詳しく知りたい方はこちらの 記事もご覧ください。


二人が立ち上げたブランド「プロエンザスクーラー(Proenza Schouler)」

プロエンザスクーラー
出典 thefashionography.com

ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスの才能が結集し、2002年に誕生したプロエンザスクーラー。ニューヨークのストリート感覚と洗練されたモードを融合させたスタイルで、世界中のファッション関係者から注目を集めました。ここからは、プロエンザスクーラーについてチェックしていきましょう。

ブランドの沿革・歴史

プロエンザスクーラーは、ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスによって2002年に立ち上げられたアメリカ発のファッションブランドです。ニューヨークのパーソンズ在学中に意気投合し、卒業制作として共同で制作したコレクションが高く評価されたことが出発点となりました。ブランド名は、それぞれの母親のミドルネームに由来しています。

デビューコレクションでは、アメリカンカジュアルを再構築した洗練されたスタイルで注目を集め、瞬く間にセレブリティの支持を獲得。以来、CFDAの各賞をはじめとする数々の栄誉を受けながら、ハンドバッグやフットウェア、フレグランス、カジュアルライン「PSWL」など展開を拡大しました。2025年、ふたりはブランドの第一線を離れ、ロエベのクリエイティブ・ディレクターに就任しましたが、プロエンザ スクーラーは、いまなおアメリカンモードの革新を体現するブランドとして進化を続けています。

ブランドの特徴

プロエンザスクーラーは、洗練されたデザインと都会的なムードが魅力のファッションブランドです。拠点であるニューヨークの空気感を反映し、現代的でスタイリッシュなスタイルを提案しています。 特徴は、テイラーリングと独自に開発された生地を重要視している点です。独自に開発された生地や美しいプリントも魅力で、現代アートや若者のカルチャーから得たインスピレーションを丁寧な職人技で形している点にも注目です。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。
ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスは、異なる背景と個性を持ちながらも、常に対話を重ねて唯一無二のスタイルを何度も続けてきたデザイナーデュオです。 都会的で洗練された感性と、現代アートやカルチャーへの理解が深く、そしてなによりクラフトマンシップを大切にする姿勢が、彼らのクリエイションの根幹にあります。
そんな二人が、職人技と芸術性を重んじるロエベにかかわることで、どのような化学反応が起こるのか、世界中のファッショニスタが注目しています。伝統と進歩が交差する新たなロエベの一章に、今後も目が離せませんね。

モードスケープでは、ロエベをはじめとする人気ブランドの買取を強化中です。ご不要になったアイテムがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。LINE査定など、じっくりとお見積りいただくことも可能です。

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この記事を書いた人

MODESCAPE

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