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新生BURBERRY誕生!歴代デザイナーやブランドロゴの変化を紹介

新生BURBERRY誕生!歴代デザイナーやブランドロゴの変化を紹介

新生BURBERRY誕生!歴代デザイナーやブランドロゴの変化を紹介

1856年に創業し、トレンチコートやバーバリーチェックでも有名なイギリスブランド「BURBERRY」。 近年ではストリート感を取り入れBURBERRYの人気を守り続けたクリエイティブ・ディレクターのリカルド・ティッシ氏が退任しました。 また、2022年9月にBOTTEGA VENETAなど多くの有名ブランドで活躍してきたダニエル・リー氏が新たに就任したことで話題となりました。 そして、ついに2023年2月にロンドンでのファッションウィークでデビューを果たします!

この記事では、長い歴史を持つBURBERRYに焦点を当てBURBERRYを創り上げてきたデザイナーとブランドロゴの変化について紹介していきます。

トーマス・バーバリー(1856年~1900年代初頭)

トーマス・バーバリーはBURBERRYの創設者です。1856年にBURBERRYを創設し、世界的に有名なラグジュアリ―ブランドの基礎を作り上げました。BURBERRYのシンボルであるトレンチコートやチェック柄も設立当初に誕生し、今でも親しまれています。トレンチコートがこれだけ長く愛されているのも、トーマス・バーバリーが開発したギャバジンという生地が大きな理由です。ここでは、トーマス・バーバリーの功績について詳しく見ていきましょう。

バーバリーズ

新素材「ギャバジン」を開発

トーマス・バーバリーは、若い頃からファッション界に身を置き、世界的なブランドであるBURBERRYを創設した人物です。1835年にイギリスの小さな街で生まれ、ブロッカム・グリーン・ヴィレッジ・スクールを卒業後、地元の小さな洋服店で働き始めます。そして、1856年に21歳という若さで「T.Burberry Sons」という名前の店をオープンさせます。この店こそが後のBURBERRYとなるのです。

そして、彼とBURBERRYの名を有名にしたのが、新素材「ギャバジン」です。トーマス・バーバリーは、羊使いが着ていたリネンが、雨を弾き、夏も冬も快適に着られる様子を見て、耐久性と防水性をもつコットン素材の開発を思いつきました。そうして開発されたギャバジンという素材が、BURBERRYの象徴ともなるトレンチコートの原点となります。ギャバジンはイギリス陸軍のコートなどに採用され、王室からも認められる素材となり、BURBERRYの価値を高めるきっかけとなりました。

「burberrys」ロゴ

BURBERRYを知っている方であれば、一度は目にしているのが、ホースマークのついているBURBERRYのロゴ。BURBERRYのロゴが最初に登場したのは、1908年だといわれており、多くの方たちにBURBERRYの商品に慣れ親しんでもらうために作られました。

ホースマークが採用された理由は、高潔で、防衛本能があり、革新的なイメージも持っているためです。騎士が鎧を身に付けて馬にまたがる勇ましい姿は、イギリスの美術館であるウォレス・コレクションにある鎧一式から、インスピレーションを受けてデザインされました。 初期のロゴから1999年までは「burberrys」ロゴが使われており、1950年代までは、全て大文字表記となっています。


ロベルト・メニケッティ(1999年~2001年)

BURBERRYの最高級ラインを立ち上げたり、素材にこだわったアイテムを生み出したりと、新しいアプローチを行うことで、ブランドに新しい風を吹き込んだのがロベルト・メケニッティです。ロベルト・メニケッティは、デザインを行う前に入念にリサーチを行うことでも有名です。研究を重ねて誕生した美しいデザインは、世界中のBURBERRYファンからも高く評価されました。

バーバリーロンドン

ロベルト・メニケッティの来歴や功績

JIL SANDERのアシスタントデザイナーを経験しているロベルト・メニケッティがBURBERRYに携わることになったのは、1999年です。当時、BURBERRYの高級ラインとして誕生した「BURBERRY PRORSUM」のクリエイティヴ・ディレクターに就任しました。

BURBERRYの中でも、最も素材やデザインにこだわって作られたラインで、トレンドを取り入れながら高級感を併せ持つアイテムを次々に生み出しました。そして、海外セレブにも愛用されるラインへと成長させます。ロベルト・メニケッティは、天然素材と技術的な繊維とを組み合わせた新しい素材を作ることにも積極的で、ウール・カシミヤ・綿等を化学繊維と上手く組み合わせながら作られたアイテムは、着心地の良さで高い評価を受けていました。2000年に、ELLEスタイルアワードにてブリティッシュ・ベスト・デザイナー賞を受賞し、2002年までディレクターを務めました。

「Burberrys」から「BURBERRY」へ

ロベルト・メニケッティがディレクターを務めていた時代のロゴにも変化があります。それまで「Burberrys」だったロゴが、2000年以降は「BURBERRY」ロゴとなります。

ホースマークのデザインはほとんど変わりませんでしたが、デザインをよりシンプルでモダンな印象に仕上げ、ロゴの字体を変化させたことで、より洗練された雰囲気に一新しています。現在、BURBERRYはアーカイブアイテムも人気が高く、年代を見分けるための手掛かりとして、よく紹介されています。


クリストファー・ベイリー(2001年~2018年)

クリストファー・ベイリーは、2018年に同社を去るまでの17年間にわたって、ブランドのイメージを大幅に変え、BURBERRYの売上高を急増させることに成功した人物です。デザインだけではなく、ブランドの見せ方やシステムを変化させることで、新しいBURBERRYを築いた立役者でもあります。クリストファー・ベイリーの功績やBURBERRYの再建についても見ていきましょう。

クリストファー・ベイリーの来歴や功績

クリストファー・ベイリーは、TOM FORD率いるGUCCIでウィメンズウェア部門のシニアデザイナーとして活躍していました。2009年に新役職「チーフ・クリエイティブ・オフィサー」に就任し、全てのBURBERRYのブランドイメージを統括することとなります。

クリストファー・ベイリーは、製品の価値を高めることだけではなく、オンラインビジネスの拡大や革新的なファッションショーの開催など、ブランド自体の価値を高めるような運営を行いました。クリストファー・ベイリーがブランドイメージを高めたことにより、BURBERRYはラグジュアリーブランドの最高峰という地位を維持し続けることができたと言えます。

BURBERRY再建の立役者

長年ラグジュアリーファッションの代表とされていたBURBERRYでしたが、威信を失いかけ、低迷していたのが2000年代。まず着手したのは、トレンチコートのアップデートです。ブランドのストーリーの中核となるトレンチコートの質を高めることで、ブランド全体の質を高めました。クラシカルなパターンと時代にマッチするスタイリッシュなデザインを取り入れることで、誰もがひとつは持っておくべきエフォートレスなアイテムへと進化させたのです。

また、ブランドイメージを高めるために、アーティストによる生ライブやSNSを通じてコラボし、ロンドン・ファッションウィークに欠かせない存在となりました。若者世代にもブランドを理解してもらえるように、ファッションショーのライブストリーミングを行ったことも有名です。

2016年9月には、ショー当日にブティックでアイテムを購入できる「SEE NOW, BUY NOW」システムを導入しました。このような革新的な取り組みを行ったことで、BURBERRYを再建させたのがクリストファー・ベイリーの大きな功績です


リカルド・ティッシ(2018年~2022年)

リカルド・ティッシは、BURBERRYをより現代的でエッジの効いたブランドに変革させました。ロゴの変更や新しいモノグラムの誕生など、伝統的なBURBERRYを受け継ぎながら、独自性を表現していくデザインは、非常に話題となりました。それまで、BURBERRYに注目していなかった層も引き付けたリカルド・ティッシの活躍を見てきましょう。

バーバリーロンドンイングランド

リカルド・ティッシ来歴や功績

リカルド・ティッシは、自身のブランド「リカルド ティッシ」の設立やGIVENCHYのクリエイティヴ・ディレクターとして活躍し、ファッション業界から高く評価されていた人物です。2018年にBURBERRYのクリエイティブ・ディレクターに就任しました。ブリティッシュスタイルを独自に解釈したデザインが目を引くリカルド・ティッシのデザインは2022年の退任までの間、高評価を受けつづけていました。

2019年のコレクションではTBモノグラムと呼ばれる、新モノグラムを多用したウェアを発表し、Supremeとのコラボレーションでも話題を呼びました。バーバリーチェックとSupremeのボックスロゴが組み合わさったデザインは、BURBERRYにはないカジュアルでモダンな雰囲気をもち、瞬く間に完売となりました。

20年ぶりのロゴ変更

リカルド・ティッシは、2018年に新しいロゴへ変更したことも大きく注目されました。旧ロゴに比べると、太字・やや丸みを帯びたデザインで、ブランド名の下には、小さなフォントで「LONDON ENGLAND」の文字が付けられています。コンテンポラリーな印象のあるロゴは、新しいBURBERRYの始まりを予感させてくれます。新たなロゴは、リカルド・ティッシが手掛ける先鋭的なデザインとも相性が良く、若者世代など、新たな層を取り込むことにも成功しています。


ダニエル・リー(2022年~)

2022年からBURBERRYのディレクターとなったダニエル・リーの初コレクションが2023年2月に発表され、さまざまなメディアから大きく取り上げられています。イギリス出身のダニエル・リーにとって、BURBERRYは非常に大きい存在でしょう。アーカイブデザインへのリスペクトが感じられるデザインに、喜びを感じるファンも多くいるようです。これからの活躍が期待されるダニエル・リーについて見ていきましょう。

ダニエル・リー
出典 russh.com

ダニエル・リーの来歴や功績

ダニエル・リーは、CELINEやBOTTEGA VENETAのクリエイティブディレクターとして活躍した人物です。2023年2月20日にダニエル・リーがBURBERRYで初めて手掛けたコレクションが公開されました。伝統的なギャバジンのトレンチコートは、オーバーサイズでロング丈、深みのあるアーミーグリーンでデザインされていました。ファッションショーでは、実用性の高いアウターや鮮やかなチェックが注目を集めました。

初心に帰るロゴ

2023年からロゴも変更されました。ブランドのアーカイブから着想を得て、ロゴが誕生した当初のデザインも戻っています。ラテン語で前進を意味する「Prorsum」の文字が入ったブランドのエンブレム「エクエストリアン・ナイト・デザイン」が復活しました。ブランドの字体も、柔らかいものへと変わっています。イギリス出身のダニエル・リーが、イギリスの伝統的なブランドをどのように継承していくのか、これからが楽しみですね。

ダニエル・リーについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!


まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。常に世界中から注目されているBURBERRYですが、2023年は新たなディレクターのコレクションが発表される年でもあるため、ファッション業界の話題の中心となっています。BURBERRYは、トレンチコートやバーバリーチェックなどのアイコン的存在が多く、セカンドオーナーとしてアイテムを購入される方も多いブランドです。お手元に持て余しているアイテムがある場合には、査定してみるのもおすすめですよ。

そして、モードスケープでは、BURBERRYのお買取を強化しております!新しいアイテムの購入やテイストの好みの変化によって、BURBERRYを査定に出して見ようかなとお考えになることがあると思います。そんな時に、モードスケープにご相談していただければ全力でお力になります。とりあえず値段だけ聞いて検討したいという場合は、LINE査定などで査定額を見積もることも可能です。お気軽にご相談ください。

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